【完全版】ほくろ・シミ除去に関するQ&A:費用・痛み・跡からクリニック選びまで徹底解説

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ほくろやシミ除去に関するよくある質問と、専門家による分かりやすい回答を示すグラフィック。 印象アップ(シミ・ほくろケア)

顔や体に気になるほくろやシミ。

  • 「本当になくなるの?」
  • 「痛くないの?」
  • 「費用はどれくらいかかるの?」
  • 「跡が残ったらどうしよう…」

と、様々な疑問や不安を抱えている方は少なくありません。

インターネットで調べてみても、情報が多すぎて何が正しいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。

美容クリニックで13年間勤務し、多くの患者様のお悩みに向き合ってきた私、誠は、ほくろやシミ除去に関するあらゆる質問に答えてきました。

このQ&Aガイドは、あなたが抱えるであろう疑問や不安を解消します。

安心して治療へと一歩踏み出せるよう、特に多く寄せられる質問とそれに対する明確な答えをまとめました。

今回の記事では、

  • 費用
  • 痛み
  • 施術後の経過や跡
  • 保険適用の有無
  • クリニック選びのポイント

など、ほくろ・シミ除去に関するあらゆる疑問に、私の経験と知識を基に徹底的に解説します。

あなたの「気になる!」を全て解消します。

理想のクリアな肌を手に入れるための「完全版Q&A」としてご活用ください。

ほくろ・シミ除去の基本的なQ&A

Q1: ほくろとシミ、どちらを優先して治療すべきですか?

A1: 基本的に、どちらを優先するかはご自身の悩みや気になっている度合いによります。ただし、医師が悪性(皮膚がんなど)の可能性を疑った場合は、速やかにほくろやシミの検査・治療を優先すべきです。まずは皮膚科を受診し、診断してもらいましょう。

Q2: ほくろやシミは自分で取れますか?市販の除去クリームは効果がありますか?

A2: 絶対に自分で取ろうとしないでください。 また、市販の除去クリームの使用も推奨しません。自己処理は、かえってシミやほくろを悪化させたり、炎症後色素沈着、化膿、感染症、傷跡などの深刻な肌トラブルを引き起こすリスクがあります。必ず専門のクリニックや病院で相談しましょう。

こうお伝えしておりますが、実は私はほくろを自分で取った経験があります。

化膿やひどくなるようなことはありませんでした。

ただし、出血したり、かさぶたができたりとめんどくさいので、お勧めしません。

Q3: どんなほくろやシミでも除去できますか?

A3: ほとんどのほくろやシミは除去可能ですが、種類や深さ、大きさによって最適な治療法が異なります。

  • シミ: 老人性色素斑(日光黒子)、そばかす、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、肝斑など。
  • ほくろ: 盛り上がりのないものから、盛り上がりのあるものまで。

特に肝斑は、通常のシミとは異なる治療法(ピコトーニング、内服薬など)が必要です。

「シミ取り放題」などのプランでも対象外の場合があります。

まずは医師の診断を受けましょう。

費用・保険適用に関するQ&A

Q4: ほくろやシミ除去の費用相場はどれくらいですか?

A4: 治療方法やほくろ・シミの大きさ、数、クリニックによって大きく異なります。

  • シミ取りレーザー: 1個あたり数千円〜数万円。顔全体や取り放題プランで数万円〜20万円程度。
  • ほくろ除去(レーザー・電気メス): 1個あたり数千円〜3万円程度。
  • ほくろ除去(切開): 1個あたり2万円〜10万円以上。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

Q5: ほくろやシミ除去は保険が適用されますか?

A5: 基本的に美容目的のほくろ・シミ除去は**自由診療(保険適用外)**です。しかし、以下のような場合は保険適用となる可能性があります。

  • 悪性の疑いがあるほくろやシミの検査・切除(病理検査含む)
  • 日常生活に支障をきたすほくろ(衣服に擦れる、視界を遮るなど)
  • あざ(太田母斑、扁平母斑など)の治療

保険適用となるかどうかは医師の診断によりますので、まずは皮膚科を受診して相談してみましょう。

Q6: 見積もり以外に追加費用がかかることはありますか?

A6: はい、あります。クリニックによっては、以下のような費用が別途かかる場合がありますので、カウンセリング時に総額を確認しましょう。

  • 初診料・再診料
  • 麻酔代(麻酔クリームや局所麻酔)
  • 薬代、保護テープ代
  • 病理検査費用(保険適用となる場合もあります)
  • アフターケア費用(経過観察、トラブル時の診察など)

施術中の痛み・ダウンタイムに関するQ&A

Q7: 施術中の痛みはありますか?

A7: 痛みは施術方法や個人の痛みの感じ方によって異なります。

  • レーザー・電気メス: 輪ゴムで弾かれるような、チクッとした痛みを感じることがあります。麻酔クリームや局所麻酔で痛みを軽減できます。
  • 切開手術: 局所麻酔をするため、術中はほとんど痛みを感じません。麻酔注射の際にチクッとした痛みがあります。

痛みに不安がある場合は、カウンセリング時に必ず伝えましょう。

Q8: ダウンタイムはどのくらいですか?

A8: 施術方法やほくろ・シミの大きさによって異なります。

  • レーザー・電気メス: ほくろがあった部分は一時的に赤みやくぼみになり、1週間程度は保護テープを貼る期間があります。赤みが完全に引くには数ヶ月かかることもあります。
  • 切開手術: 抜糸までに1〜2週間程度かかり、その後は線状の傷跡が半年〜1年程度かけて薄くなります。

施術後の一般的な経過やケアについては、こちらの記事も参考にしてください。

Q9: 施術後、すぐにメイクや洗顔はできますか?

A9: 施術部位によります。

  • 保護テープを貼っている間(約1週間): 患部を避けてメイクや洗顔が可能です。患部への水濡れも避けるよう指示されることがあります。
  • 保護テープが不要になった後: 患部にも優しくメイクや洗顔が可能になります。強く擦らないように注意しましょう。

クリニックの指示に従って、適切なケアを心がけてください。

施術後の経過・跡に関するQ&A

Q10: シミ取りレーザー後、シミが濃くなったように見えます。失敗ですか?

A10: 多くの場合、「炎症後色素沈着(PIH)」という一時的な反応です。レーザーによる炎症でメラニンが過剰に生成され、シミが一時的に濃く見えます。日本人には比較的多く見られ、通常は数ヶ月〜1年程度で自然に薄れていきます。適切な紫外線対策と保湿ケア、美白剤の使用が重要です。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

Q11: ほくろ除去レーザー後、凹みや白い跡が残ることはありますか?

A11: はい、ごく稀に起こる可能性があります。

  • 凹み(クレーター): ほくろが深かった場合や、レーザーの出力が強すぎた場合に、組織が再生しきれずに凹みが残ることがあります。
  • 白斑(白い跡): メラノサイトが過剰に破壊され、その部分の色素が抜けて白く見えることがあります。

これらの跡が残ってしまった場合は、クリニックに相談し、再治療(フラクショナルレーザーなど)を検討することもあります。

Q12: 除去したほくろやシミは再発しますか?

A12: 可能性はゼロではありません。

  • ほくろ: レーザーや電気メスで根が完全に除去しきれていなかった場合、再発することが稀にあります。切開手術の方が再発リスクは低いです。
  • シミ: 炎症後色素沈着後に再発したように見えることがありますが、これは一時的なものです。また、新しいシミができる可能性は常にあります。紫外線対策を怠ると、再発や新たなシミの原因となります。

再発時の再治療費用については、クリニックの保証制度を事前に確認しましょう。

クリニック選びに関するQ&A

Q13: 良いクリニックを選ぶポイントは何ですか?

A13: 以下の点を重視して選びましょう。

  1. 丁寧なカウンセリングと説明: シミ・ほくろの種類を正確に診断し、リスクやダウンタイム、費用などを丁寧に説明してくれる。
  2. 医師の経験と専門性: ほくろ・シミ除去の症例が豊富で、皮膚科専門医や形成外科専門医が在籍している。
  3. 料金体系の透明性: 見積もりが明確で、追加費用についても事前に説明がある。
  4. アフターフォロー体制: 施術後の経過観察や、万が一の肌トラブル時の対応がしっかりしている。
  5. 無理な勧誘がない: 患者の意思を尊重し、不要な施術を勧めない。

複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することをおすすめします。

必ず、執刀する医師自らが全ての説明を行っているクリニックを選んでください。

実際のほくろの状態も診察してもらっていない。

こんな状況にもかからわず、別室に案内されるようなクリニックでは、説明を聞くよりも先に、まず帰る勇気も必要です。

Q14: 未成年でもほくろやシミ除去はできますか?

A14: はい、可能です。しかし、ほとんどのクリニックで親権者の同意書が必須です。初回のカウンセリングには親権者の同伴が求められることが多いです。費用や注意点については、こちらの記事も参考にしてください。

Q15: オンラインカウンセリングでも診断は正確ですか?

A15: オンラインカウンセリングは、手軽に相談できるメリットがあります。しかし、正確な診断は難しい場合があります。肌の色味、ほくろの隆起具合や深さなどは、実際に診察しなければ判断できないことが多いです。最終的な治療方針を決める際は、必ず対面での診察を受けるようにしましょう。

あなたの疑問を解決し、自信の持てる肌へ

ほくろやシミ除去に関するたくさんの疑問や不安が、このQ&Aガイドで少しでも解消されたでしょうか?

美容医療は、あなたの外見だけではありません。

心のコンプレックスを解消します。

自信を取り戻すための大切な手段です。

だからこそ、疑問を抱えたまま治療に踏み切るのではありません。

一つ一つクリアにしていくことが重要です。

もし、この記事を読んでもまだ解決しない疑問があった

ご自身のほくろやシミについて具体的に相談したいことがある

でも、クリニックには相談しにくい。

こんな時は、いつでもHow-to-Lにご連絡ください。

美容クリニック経験者である誠が、あなたの「キレイになりたい」という想いを、知識と経験で全力でサポートします。

あなたの肌と心が、より一層輝く未来を心から応援しています。