ゲーミングPCを自作する際、CPUとグラフィックボードの組み合わせは非常に重要です。
両者のバランスがとれていないと、性能が十分に発揮されません。
ボトルネックが発生する可能性があります。
今回の記事では、ゲームのジャンルや予算に合わせて、最適な組み合わせ方をご紹介します。
CPUは、パソコンの頭脳です。
計算処理やデータの処理を担います。
パソコン全体の動作を制御します。
一方、グラフィックボードは、画像処理を専門に行うパーツです。
ゲームのグラフィックを生成します。
ディスプレイに表示する役割を担っています。
CPUとグラフィックボードは、密接に連携して動作します。
どちらか一方の性能が低いと、全体の性能が制限される「ボトルネック」が発生します。
せっかく高性能なパーツを搭載しても、その性能を最大限に引き出すことができません。
例えば、高性能なグラフィックボードを搭載しても、CPUの処理能力が低いと、グラフィックボードが生成した画像データを処理しきれません。
つまり、ゲームがカクついたり、フレームレートが低下したりすることがあります。
理想的な組み合わせは、ゲームのジャンルや予算によって異なります。
FPS: 高速な応答性が求められるため、高クロックなCPUと高リフレッシュレート対応のモニターとの組み合わせがおすすめです。
オープンワールド: 広大なマップを滑らかに表示するために、マルチコアCPUと高性能なグラフィックボードが理想です。
eスポーツ: 低遅延で安定した動作が求められるため、高クロックなCPUと高リフレッシュレート対応のモニターとの組み合わせがおすすめです。
低予算: コスパに優れたミドルレンジのCPUとグラフィックボードを選ぶことで、ある程度のゲームを快適にプレイできます。
中級: 高性能なCPUとグラフィックボードを組み合わせることで、高画質・高フレームレートでのゲームプレイが可能です。
高予算: 最新のハイエンドCPUとグラフィックボードを組み合わせることで、究極のゲーミング体験を実現できます。
予算 | CPU | グラフィックボード | おすすめゲーム |
---|---|---|---|
低予算 | Ryzen 5 5600X | RTX 3060 | Apex Legends, Fortnite |
中級 | Core i7-13700K | RTX 4070 Ti | Cyberpunk 2077, Red Dead Redemption 2 |
高予算 | Ryzen 9 7950X | RTX 4090 | 高画質、高フレームレートのゲーム全般 |
CPUとマザーボードのソケットが合うか確認しましょう。
高性能なパーツを選ぶ場合は、十分な容量の電源を用意しましょう。
高性能なパーツは発熱量が多いため、適切な冷却装置を用意しましょう。
インターネット上には、CPUとグラフィックボードの組み合わせをシミュレーションできるツールがあります。
オーバークロックとは、CPUやグラフィックボードといったパーツの動作クロックを、メーカーが設定した定格よりも高く設定します。
性能を引き出す手法です。
いわば、パーツを限界まで追い込むことで、より高い処理能力を引き出すチューニングと言えるでしょう。
オーバークロックを行うには、マザーボードのBIOS設定や、専用のオーバークロックツールを使用します。
CPUとグラフィックボードの組み合わせは、ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すために非常に重要な要素です。
この記事を参考に、あなたのプレイスタイルや予算に合った最適な組み合わせを見つけて、
By wpmaster