リモートワークや遠隔サポートが当たり前になった現代において、パソコンやモバイル端末を遠隔操作するリモートデスクトップツールは必要不可欠な存在です。
その中でも、TeamViewerは世界中で広く利用されています。
非常に優れた機能と使いやすさで知られています。
しかし、
- 「どうやって使えばいいの?」
- 「セキュリティは大丈夫?」
といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、TeamViewerの基本的な使い方を、
- インストールから接続
- さらにはセキュリティやライセンス
まで、PC初心者でもわかるように丁寧に解説します。
この記事を読めば、TeamViewerを安全かつスムーズに活用するためのすべての情報を手に入れることができます。
ぜひ最後までお読みいただき、TeamViewerを使いこなしてリモートでの作業を効率化してください。
TeamViewerの概要と機能
TeamViewerは、インターネット経由で離れた場所にあるパソコンやモバイル端末を遠隔操作できるソフトウェアです。
個人利用であれば無料で利用できます。
さまざまなプラットフォームに対応しているため、あらゆる環境で活用できます。
リモートデスクトップの仕組み
TeamViewerは、操作する側(クライアント)と操作される側(ホスト)の間に安全な接続を確立します。
ホスト側で表示されるIDとパスワードをクライアント側で入力することで、リアルタイムでホスト側の画面を共有します。
マウスやキーボードを遠隔で制御できます。
注釈:
- クライアント: 遠隔操作を行う側のパソコンや端末のことです。
- ホスト: 遠隔操作される側のパソコンや端末のことです。
TeamViewerでできること
TeamViewerの主な機能は以下の通りです。
- リモートコントロール: 他のコンピュータを遠隔から操作できます。
- ファイル転送: 接続したコンピュータ間でファイルを簡単に送受信できます。
- リモートサポート: トラブルを抱えるユーザーのPC画面を見ながら、遠隔で問題を解決できます。
- オンラインミーティング: 複数のユーザー間で画面を共有し、会議を行うことができます。

TeamViewerのインストール手順
TeamViewerを利用するには、まずソフトウェアをパソコンにインストールする必要があります。
公式サイトからのダウンロード
- TeamViewerの公式サイトにアクセスします。
- トップページにある「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。
- お使いのOS(Windows, macOS, Linuxなど)に合わせて適切なバージョンが自動的に選択されます。
インストールと初期設定
- ダウンロードしたファイルを実行します。
- 「TeamViewerのインストール」を選択し、「個人 / 商用以外」にチェックを入れます。
- 「同意する – 終了」をクリックするとインストールが開始します。
- インストールが完了すると、TeamViewerが自動的に起動し、あなたのIDとパスワードが表示されます。このIDとパスワードは、他のユーザーがあなたのPCに接続する際に必要になります。

TeamViewerの接続方法
TeamViewerの接続方法は非常に簡単です。以下の手順に従って、リモート接続を試してみましょう。
パソコンを遠隔操作する
- 操作される側(ホスト)のパソコンでTeamViewerを起動し、表示された「お使いのID」と「パスワード」を控えておきます。
- 操作する側(クライアント)のパソコンでTeamViewerを起動します。
- 「パートナーID」の入力欄に、ホスト側のIDを入力し、「接続」ボタンをクリックします。
- 次にパスワードの入力が求められるので、ホスト側のパスワードを入力して「ログオン」をクリックします。
- 接続が成功すると、クライアント側の画面にホスト側のデスクトップが表示され、遠隔操作が可能になります。

無人アクセスを可能にする
毎回パスワードをやり取りするのが面倒な場合は、無人アクセスを設定できます。
- ホスト側のTeamViewerで「アカウント」を作成します。
- 「無人アクセス」の設定を行い、このデバイスをアカウントに割り当てます。
- これにより、パスワードを入力しなくても、アカウントの「コンピュータ&パートナー」リストからいつでも接続できるようになります。
注釈:
- 無人アクセス: 遠隔操作される側のPCに誰もいなくても、リモート接続ができる設定のことです。

TeamViewerのセキュリティ
TeamViewerは、リモート接続の安全性を確保するために、非常に強力なセキュリティ機能を備えています。
セキュリティ機能の概要
- AES 256ビット暗号化: すべての通信は、金融機関でも採用されている最高レベルの暗号化によって保護されています。
- 二要素認証: アカウントに二要素認証を設定することで、不正アクセスを防ぐことができます。
- Trusted Devices: 未登録のデバイスからのアクセスをブロックする機能です。
- パスワードの自動更新: パスワードはセッションごとに自動で生成され、変更されるため、高い安全性を保ちます。

TeamViewerのエラーと対策
TeamViewerを利用していると、時折接続に関するエラーが発生することがあります。
ここでは、一般的なエラーとその原因、解決策を紹介します。
「認証できませんでした」
- 原因: パスワードやIDの入力ミス、または相手がパスワードを変更した可能性があります。
- 対策: IDとパスワードを再度確認し、正確に入力します。パスワードはセッションごとに変更されるため、最新のものを入力してください。
「接続がブロックされました」
- 原因: 商用利用と判断された、または短時間での接続回数が多すぎるといった理由で接続が一時的にブロックされることがあります。
- 対策: 接続を数分間中断し、時間を置いてから再試行します。商用利用の場合は、適切なライセンスを購入する必要があります。

TeamViewerのライセンス
TeamViewerは個人利用であれば無料ですが、ビジネス目的で利用する場合は有料ライセンスが必要です。
ライセンスの種類と特徴
- 無料版: 個人の非商用利用に限定されます。友人や家族のパソコンを遠隔サポートする用途に適しています。
- 有料版: 商用目的で利用する場合は、有料ライセンスが必要です。無料版に比べて、接続できる同時セッション数や、無人アクセスできる端末数が増えるなど、より多くの機能を利用できます。

よくある質問【安全性と重さ】
TeamViewerは本当に安全ですか?
TeamViewerは、AES 256ビット暗号化や二要素認証など、業界最高水準のセキュリティ対策を実施しています。
正規のサイトからダウンロードしましょう。
パスワードの管理を徹底することで、安心して利用できます。
TeamViewerでパソコンが重くなることはありますか?
TeamViewerはシステムリソースをあまり消費しないように設計されています。
しかし、接続するパソコンのスペックやネットワーク環境によっては、一時的に動作が遅くなる可能性があります。
動作環境(OS)
TeamViewerは、以下の主要なオペレーティングシステムに対応しています。
- Windows: Windows 11 / 10 / 8.1 / 7
- macOS: macOS 10.14 (Mojave) 以降
- Linux: Debian, Red Hat Enterprise Linux, Ubuntuなど
- モバイル: iOS 15以降、Android 5.1以降
ハードウェア要件
TeamViewerの一般的な利用には、以下のスペックが推奨されます。
- CPU: ほとんどの現代的なCPUで問題なく動作します。
- メモリ(RAM): 最低でも256 MB、推奨は512 MB以上です。
- ストレージ: アプリケーション自体の容量は小さいですが、スムーズな動作には200 MB以上の空き容量があると安心です。
補足事項
- ネットワーク: TeamViewerのパフォーマンスは、主にインターネット接続の速度と安定性に左右されます。特に、高解像度の画面を共有したり、動画を再生したりする場合は、高速な回線が不可欠です。
- GPU: 3Dグラフィックスや動画編集など、高いグラフィック性能を要する作業をリモートで行う場合、ホスト側(操作される側)のグラフィックカード(GPU)性能が重要になります。
- バージョン: お使いのOSのバージョンが古い場合、TeamViewerの最新バージョンがサポートされていない可能性があります。常に最新版のOSとTeamViewerを使用することで、セキュリティを保ちつつ、安定した動作が期待できます。
TeamViewerを使いこなそう
TeamViewerは、
- リモートコントロール
- ファイル転送
- オンラインミーティング
など、多岐にわたる機能を備えた非常に便利なツールです。
この記事で解説した手順に従えば、初心者でも簡単にインストールして接続を開始できます。
- 個人利用:無料版で十分な機能を利用できます。
- 商用利用:有料ライセンスの購入を検討しましょう。
TeamViewerを使いこなすことで、リモートでの作業がよりスムーズになります。
時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を実現できます。
ぜひこの記事を参考に、TeamViewerを日々の業務やプライベートに活用してみてください。
内部リンク: リモートコントロールに関するより詳しい情報は、以下の記事も参考にしてください。 →Windowsリモートデスクトップ徹底解説:初心者でも使いこなせる完全ガイド