「Midjourneyの画像生成はすごいけど、Discordの操作が複雑で使いにくい」
あなたもそう感じていませんか?
世界最高峰の画像生成AIであるMidjourneyは、2025年、ついにその主戦場をDiscordから「Web版(ブラウザ版)」へと本格的に移行させています。
今回の記事は、
- 「Midjourney Web版の使い方が知りたい」
- 「もうDiscordは不要なの?」
- 「Web版の新機能や料金はどうなった?」
と考える あなたのための完全ガイドです。
Windows PCやMac PCはもちろん、スマホ(iPhone/Android)からのアクセス方法も含め、初心者でも迷わずMidjourneyの最新Webインターフェースを使いこなすための知識、解決策、最新情報をすべて網羅しています。
この記事を読めば、Midjourneyマスターへの道が大きく開けます。
さあ、新時代のMidjourneyを体験しましょう。
Midjourney Web版とは?
Midjourneyとは?その驚異的な芸術性の概要
Midjourneyは、テキスト(プロンプト)の入力だけで高解像度かつ芸術的な画像を生成するAIサービスです。
競合他社のAIと比較しても「美しさ」と「写真のようなリアリティ」で最大の評価を得ています。
その高いクオリティは世界中のデザイナー、イラストレーター、マーケターのプロジェクトに採用されています。
Midjourneyの大きな特徴をまとめました。
- 高品質な画像生成能力:モデルバージョン(V6など)の進化により、光の描写や細部のディテールが驚くほどリアルに再現可能になっています。
- カスタマイズ性と使いやすさ:プロンプト(指示文)に様々なパラメーター(–ar、–style rawなど)を追加することで、構図や画風を自由自在に調整できます。(より詳しいプロンプトの知識はこちらの記事で解説しています)
- 幅広い活用可能性:ブログのアイキャッチ画像、SNS投稿用の素材、NFTアート、企業の広告用挿絵など、収益化を目的とした商用利用も可能です。
Midjourney Web版とDiscord版の違いはなに?
Midjourneyが従来の「Discord版」から「Web版(ブラウザ版)」へ移行することで、操作性は劇的に変化しました。
検索者の多くが求める基本的な違いを知ることは重要です。
項目 | Discord版(従来) | Web版(最新) |
操作プラットフォーム | Discordアプリ(チャットツール) | ブラウザ(ChromeやSafariなど)上のWebサイト |
画像生成方法 | 「/imagine」コマンドをチャット欄に入力 | Webインターフェース上の入力欄に直接プロンプトを入力 |
履歴管理 | チャット履歴に流れるため複雑(DMでの管理を推奨) | 自動でフォルダに整理され、キーワードで検索可能 |
編集機能 | U・Vボタンなど、限定的 | Vary(Region)、Pan、Zoomなどの高度な編集機能に直感的にアクセス |
アクセス制限 | 特になし(有料プラン必須) | 有料プラン加入者を対象に順次招待中(最新のMidjourney Webアクセス情報を確認) |
【Midjourney V7最新】ドラフトモードの使い方・パーソナライズ設定とV6との比較
Discord不要で完結!Midjourney Webアクセスの全て(解決)
MidjourneyのWeb版(ブラウザ版)は、画像生成のワークフローをDiscordから解放しました。
特にPCやスマホからの利用者にとって、Discordアプリのインストールが不要になる「Midjourney Discord不要」の恩恵は大きいです。
Midjourney Webアクセスの招待基準と条件
Midjourney Web版(Midjourney Webアクセス)は現在、誰でも自由に利用できるわけではありません。
段階的にユーザーへの解放が進められていますが、主に以下の条件を満たした有料プラン加入者から招待されています。
- Midjourney有料プランへの加入:(Basic、Standard、Pro、Mega)いずれかのプランに加入していることが必須です。
- Web版での生成枚数:現在の招待は、過去に多くの画像を生成した「ヘビーユーザー」から優先されている傾向にあります。Discordでも積極的に画像を作成しておきましょう。
- 公式サイトからのアクセス確認:招待されると、Midjourney公式サイトへのログイン時に「Create」タブやWeb版への案内が表示されます。これをクリックすることで、Web版を利用できます。
直感的で使いやすいWebインターフェースの全体像
Midjourney Webインターフェースは、画像管理に特化したプロフェッショナルなデザインが特徴です。
多くのユーザーが「Discordよりわかりやすい」と評価しています。
Webインターフェースの主要構成 | 機能の説明とメリット |
ホーム(Home)画面 | 自分で生成した全作品が時系列順に一覧表示されるギャラリーです。Discordの流れるチャットと違い、画像を探索する手間が大幅に削減されます。 |
エクスプローラー(Explore) | 他のユーザーの公開作品を閲覧します。プロンプトを学ぶための機能です。インスピレーションを得るのに最適です。 |
オーガナイズ(Organize)機能 | 生成した画像をフォルダ(Folder)で管理します。プロジェクトごとに分類できます。商用利用の際に必須の機能です。 |
プロファイル(Profile) | アカウント情報やサブスクリプションの詳細、プライバシーポリシーの設定を確認、変更できます。 |
Web版の画像生成基本操作(/imagine不要)
Web版の最大の利点は、「/imagine」の入力が一切不要な点です。
画面上部にあるプロンプト入力欄にテキストを書くだけで生成が開始されます。
- プロンプト入力:画面上部の入力欄に、生成したい画像の内容(英語)を直接書いてEnterを押す。
- パラメータ調整:入力欄の下にあるメニューから、アスペクト比(–ar)、モデル(V6、Nijiなど)、スタイル値(–s)などをスライダーで直感的に調整できます。
- 生成開始:Discordと同じく約1分程度で4枚の候補画像が画面に表示されます。

料金プランと登録方法
Midjourneyは有料サービスです。
無料で試せる時代は終わりましたが、その代わりに提供される機能の価値は高まっています。
特にWeb版の登場は、新規ユーザーの獲得を大きく後押ししています。
Midjourneyの料金プランは?無料でも利用可能?
2025年現在、Midjourneyは無料では利用できません。
最新のWeb版アクセス権を得るためにも、最低限「Basic Plan」への加入が必須です。
プラン名 | 月額料金(月払い) | Fast GPU時間 | Relaxモード(無制限) | ステルスモード(非公開) |
Basic Plan | $10(約1,600円) | 3.3時間 | なし | なし |
Standard Plan | $30(約4,800円) | 15時間 | あり | なし |
Pro Plan | $60(約9,600円) | 30時間 | あり | あり |
Mega Plan | $120(約19,200円) | 60時間 | あり | あり |
Fast GPU Time:高速で画像を生成できる時間です。この時間を超えると速度が大幅に低下します。(Standard以上はRelaxモードでカバー可能)
Web版専用の料金プランはあるのか?
Web版だからといってDiscord版と料金プランが異なることはありません。
上記のプランに加入すれば、DiscordとWeb版の両方で生成時間や機能(Relaxモード、ステルスモードなど)を共有できます。
【収益化の観点からのアドバイス】
副業やブログの素材作成で多くの画像を生成したい方は、「Standard Plan」以上が最もコスパが高く、おすすめです。
無制限に画像を作れるRelaxモードの存在は、コンテンツの質と量を両立させる上で必須の機能と言えます。
(Standardプランの詳細はこちらの記事で解説中)
Midjourney Web版の登録方法と始め方
「Midjourneyブラウザ版」としてDiscord不要で利用を開始するまでの手順は非常に簡単です。
- 公式サイトへのアクセス:Midjourney公式サイトにブラウザからアクセスします。(Windows PC、Mac PC、スマホ問わず可能)
- Discordアカウントでログイン:「Sign In」ボタンをクリックし、Discordアカウントで認証(許可)を行います。(Discordのアカウントを持っていない方は、まずDiscordの無料登録が必要です)
- サブスクリプションの購入:ログイン後、画面上部のメニューから「Manage Sub」へ移動し、希望のプランを選択して購入を完了させます。
- Web版へのアクセス:Web版への招待が届いている場合、画面上部に「Create」(生成)タブが表示されます。これをクリックすれば、Midjourney Web版の操作画面へ移動完了です。

Web版の進化:直感的な画像管理と高度な編集
Midjourney Web版の真の価値は、生成操作の簡略化だけではありません。
画像の「整理」と「編集」に関する機能の大幅な向上にあります。
これらはプロのクリエイターのワークフローを劇的に改善するものです。
Midjourney Web版の基本操作:画像検索と整理機能
Discord時代は、過去の作品を探すためにスクロールや検索に多くの時間を消費していました。
Web版はこの問題を根本から解決します。
ホーム画面での画像検索
Web版のホーム画面(ギャラリー)上部の検索欄では、
- プロンプトの一部
- 自動で付与されたキーワード
を使って瞬時に画像をを見つけることが可能です。
高度なフィルタリング機能
Web版の左側には、高度なフィルタ機能が用意されています。
- モデル:V6、V5.2、Nijiなど、生成に使用したモデル別に絞り込めます。
- アスペクト比:Square(1:1)、Widescreen(16:9)、Portrait(2:3)など、縦横比での検索も可能です。
- サイズ:高解像度のアップスケール済み画像だけを選ぶなど、出力サイズでの検索も可能です。
画像の整理(Organize)とフォルダ管理
Organizeタブでは、生成した画像を「フォルダ(Folder)」に分けて体系的に管理できます。
- プロジェクトごとの分類:例えば、「ブログ挿絵用」「NFTアート販売用」「クライアント A向け」など、用途ごとに分けることで、商用利用時の管理が大幅に楽になります。

Web版で可能になった高度な編集(Inpainting/Outpainting)
Web版では、Discordでは難しかった
- 「画像の部分的な修正」
- 「背景の拡張」
が直感的な操作で行えます。
Vary(Region)機能の強化
アップスケール(高解像度化)された画像の中で、修正したい部分をブラシで選びましょう。
新しいプロンプトを入力することでその部分だけを変更できます。
- 例:人物の服装だけを「赤いジャケット」に変更したり、持っているアイテムを「眼鏡」に変えることが可能です。
Outpainting(背景の拡張)
画像の外側に余白を作って、その余白部分にシームレス(継ぎ目なし)な新しい背景を生成して埋めてくれる機能です。
- 用途:縦長の画像を横長のポスターサイズ(16:9)に広げたい時などに最適です。

Midjourneyプロンプトの基本とWeb版での活用
画像生成AIの性能を最大限に引き出す鍵は、「プロンプト」(指示文)にあります。
Web版になってもこの基本は変わりません。
しかし、Web版の新機能を使えばより効率的に高品質なプロンプトを作成できます。
高品質な画像を産む プロンプト作成の5大原則
初心者が理想の画像を得るために覚えるべき、プロンプトの書き方の基本です。
- 英語で書く(最優先):Midjourneyは日本語も対応していますが、AIの「理解度」は英語が圧倒的に高く、高品質な結果を生みます。
- 簡潔に書くよりも具体的に書く:形容詞や具体的な名詞を多く使って、イメージを詳細に伝えます。例:「cat」では不十分です。「a fluffy orange cat with green eyes」など。
- 具体的なキーワードを使う:「cinematic lighting(映画のような照明)」「masterpiece(傑作)」「8k」など、品質を指定するワードを加えると、プロの仕上がりに近づきます。
- 複数の要素を含める:「主題(何が)」「環境(どこで)」「スタイル(どういう画風で)」の3つの要素を含めると、画像の構成が安定します。
- 重要な要素を前に置く:プロンプトの文章は、重要度の高い順に並べましょう。Midjourneyは、文章の最初に書かれた単語を最も重視する傾向があります。
Web版で進化したプロンプト作成補助機能
Web版の登場で、プロンプト作成が苦手な方への支援が大幅に向上しました。
Explore(エクスプローラー)から学ぶ
Exploreタブを使えば、他のユーザーが公開した作品とそのプロンプトを簡単に閲覧できます。
気に入った画像のプロンプトをコピーして、自分のプロンプトに応用することで、スキル向上に繋がります。
プロンプトパラメータの直感的な設定
前述の通り、Web版では--ar 16:9
などのパラメータを手動で入力する必要はありません。
UI(ユーザーインターフェース)から直感的に選択、調整できます。
特に
- 「Stylization(スタイルの強度)」
- 「Weirdness(奇抜さ)」
の値をスライダーで調整できるのは非常に便利です。

Midjourney Web版レビューと今後の可能性
Web版を使った人のリアルなレビューと評価
Web版(Midjourney Web版レビュー)の先行利用ユーザーからは、以下のような評価が多く聞かれます。
良い点(メリット) | 改善が望まれる点(デメリット) |
画像の整理・検索機能が圧倒的に向上した。 | Discordのコミュニティ機能(情報交換)は使えないため、併用は必要。 |
プロンプトの設定が直感的に行えます。初心者に優しい。 | 全ユーザーへの完全公開がまだのため、アクセス制限がある。 |
画像を選ぶ、編集するといった一連の操作がブラウザ内で完結する。 | まだ開発途中の機能もあり、動作が不安定な場合もある。 |
Discord不要完全移行のメリットと今後の見通し
Midjourneyが目指す「Discord不要」の世界は、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの利便性向上という大きなメリットをもたらします。
- 新規ユーザーへの敷居の低下:Discordという特殊なプラットフォームの使い方を学ぶ必要がなくなるため、AI初心者の利用者が大幅に増えると予想されます。
- Webマーケティングへの最適化:Web版の登場は、Webマーケティングや広告、Webサービス内での連携を容易にし、商用利用の可能性を広げます。
デバイス別解説:Midjourneyブラウザ版の活用(解決)
Midjourney Web版は、PCからだけでなく、スマホからもブラウザ経由で利用できます。
場所を選ばない創作活動が可能になります。
スマホ(iPhone/Android)からのブラウザ版利用方法
スマートフォンのブラウザ(SafariやChrome)からMidjourney公式サイトにアクセスします。
通常通りログインすれば利用可能です。
専用の「Midjourneyアプリ」はまだ提供されていません。
しかし、ブラウザ版でも以下のような操作が手軽に行えます。
- 画像生成:プロンプトの入力とパラメータ調整(PC版と同様)
- 履歴閲覧:生成した画像のギャラリー閲覧と検索
- ダウンロード:高解像度の作品をスマホ内に直接保存
Windows PCとMac PCでの最適な使い方
デスクトップ環境では、Web版とDiscord版を目的を応じて使い分けることが最も効率的です。
利用シーン | 推奨環境 | 理由 |
プロンプト作成と画像生成 | Web版 | 直感的なUIとパラメータ調整(Midjourney Webインターフェースの恩恵)が受けられるため。 |
作品の整理・管理 | Web版 | フォルダ(Organize)機能と高度な検索機能が充実。 |
最新情報や交流の場 | Discord版 | 公式発表や他ユーザーとのリアルタイムな交流(コミュニティ)はDiscordが最適。 |
収益化戦略とWeb版の著作権
Midjourneyを利用する多くのユーザーは、アドセンスやアフィリエイトを含めた収益化を目的としています。
Web版の登場は、この収益活動を大きく後押しします。
商用利用で必須の「フォルダ管理」と「ステルスモード」
Web版のOrganize機能は、商用利用の効率化に直結します。
クライアントワークや特定プロジェクトの画像を瞬時に抽出できます。
業務効率が格段に向上します。
また、Pro Plan以上で利用可能な「ステルスモード」(非公開生成)は、商用利用でアイデアや作品を秘密にしたい場合に必須です。
Web版のプロフィール画面から、このモードのオン・オフが簡単に切り替えられます。
Midjourney 画像の著作権とWeb版利用規約
有料プランに加入している限り、Midjourneyで生成した画像の著作権はユーザー(あなた)に帰属します。
これはWeb版、Discord版の区別はありません。
ただし、利用規約に関しては以下の点に注意が必要です。
- 年間収益100万ドル超の企業:BasicやStandardプランでは商用利用が許可されていません。Pro Plan以上の契約が必須です。
- 公序良俗に反する表現:性的な表現や憎悪表現など、利用規約で禁止されているコンテンツの生成は厳禁です。(最新の利用規約はMidjourney公式サイトで必ず確認してください)
Web版の疑問を解決
Midjourney Web版は誰でも使えますか?
A. 現時点(2025年)では、有料プラン(Basic Plan以上)に加入したユーザーから順次招待されています。
生成枚数が多いユーザーが優先される傾向にあります。
しかし、今後、全ユーザーへの解放が見込まれています。
Discordでも積極的に画像を生成し、招待を待つのが最速の方法です。
MidjourneyのWeb版とブラウザ版は同じものですか?
A. はい、同じものを指します。
- 「Midjourney Web版」
- Midjourneyブラウザ版」
- 「Midjourney Webインターフェース」
など、名称は様々です。
しかし、すべてDiscordアプリを使わずにWebブラウザ上で操作が完結する公式のサービスを指します。
Web版が使えるとDiscordはもう不要になりますか?
A. 画像の「生成」や「整理」に限れば、Discordはほぼ不要になります(Midjourney Discord不要)。
しかし、
- 公式の最新ニュース発表
- 他のユーザーとのコミュニティ交流
など、情報収集の場としては今後もDiscordが重要な役割を果たすと予想されます。
画像生成のスピードはWeb版の方が速いですか?
A. 生成スピード自体は、MidjourneyのGPUサーバー側に依存するため、Web版もDiscord版も原則的に同じです。
「Basic Plan」などで「Fast Time」が尽きた場合、どちらの環境でも生成速度は低下します。
Web版の利点は「操作の効率性」にあります。
Midjourney Web版まとめ
本記事は、Midjourneyの「Web版」を軸に、
- Discord不要での始め方
- 料金プラン
- 最新のWebインターフェース機能
までを詳細に解説してきました。
Midjourneyは、Web版の登場により、Discordの煩雑さから解放され、真に「クリエイティブ」に集中できるプラットフォームへと進化しています。
特に、
- 画像の整理・検索機能
- ブラウザ版での直感的な編集機能(Inpainting/Outpainting)
これらは、収益化を目指すすべてのユーザーにとって革命的なメリットとなるはずです。
あなたがもし、まだ招待されていないのなら、まずは有料プランに加入してDiscordで生成を始めてみてはいかがでしょうか。
Web版へのスムーズな移行を目指しましょう。
そして、「Standard Plan」以上で無制限の創造性を手に入れてください。
外部リンク(公式サイトを含めた4個)
- Midjourney公式サイト:https://www.midjourney.com/(最新情報と登録はこちらから)
- Discord公式サイト:https://discord.com/(アカウント作成がまだの方へ)
- DeepL翻訳:https://www.deepl.com/(高品質な英語プロンプト作成に最適なツール)
- Bing Image Creator:https://www.bing.com/create(無料をで画像生成を試せる代替サービス)