大学入学を控えている皆さん、または買い替えを考えている皆さん、パソコン選びで悩んでいませんか?
「どんなパソコンが必要なの?」
「どれを選べばいいか分からない…」
と不安に思っているかもしれません。
- 大学でのレポート作成
- オンライン授業
- プレゼン準備
- そしてプライベートの動画視聴や趣味
など、パソコンはあなたの大学生活において、もはや必須のアイテムです。
私自身、大学時代からノートパソコンを複数購入し、実際に使い分けてきた経験があります。
それぞれの用途やシーンに合わせて選んだノートが、学業やプライベートでどれほど活躍してくれたか、その大切さを実感しています。
今回の記事を読めば、あなたの用途や予算にぴったりのノートパソコンが見つかるはずです。
この記事では、パソコン選びの重要なポイントから、最新のおすすめモデル、そして購入前に確認すべき注意点まで、すべてを分かりやすく解説します。
さあ、一緒に自分に合った1台を探していきましょう。
失敗しないパソコン選び4つのポイント
大学生がパソコンを選ぶ際、チェックすべき重要なポイントは4つあります。
この4つを確認するだけで、あなたの用途に最適なパソコンを見つけることが可能です。
自分の「用途」に合わせる

大学生のパソコンの用途は、学業からプライベートまで幅広く、人によって大きく異なります。
まずは、自分がパソコンで何をしたいのかを考えることが大切です。
- レポート作成、オンライン授業、資料作成: WordやExcel、PowerPointといったOfficeソフトを使用するのが主な目的であれば、特別な高性能なモデルは必要ありません。
- プログラミング、研究、論文作成: 理系の学生やプログラミングを勉強する人は、処理能力が高いパソコンが求められます。
- 動画編集、デザイン、イラスト制作: クリエイティブな作業を行う場合は、高性能なCPUやグラフィックス機能が搭載されたモデルを選ぶと良いでしょう。
「OS」で選ぶ

OS(オペレーティングシステム)は、パソコンを動かす基本のシステムです。
WindowsとmacOSの2種類が主な選択肢となります。
Windows
メリット
- 多くのパソコンメーカーが採用しているため、モデルの選択肢が非常に豊富で、価格帯も幅広いです。
- 多くの企業や学校で使われているので、互換性が高く、さまざまなソフトや周辺機器が使えます。
デメリット
- モデルが多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。
macOS
メリット
- 多くの人がおしゃれだと感じる、シンプルで洗練されたデザインです。
- Apple製のiPhoneやiPadとの連携がとてもスムーズで、写真やデータを簡単に共有できます。
- セキュリティが高く安心です。
デメリット
- 基本的にAppleのMacBookにしか搭載されていないため、Windowsに比べて価格が高めです。
- 一部の特定のソフトウェアはmacOSに対応していない場合があります。
どちらが良い、悪いということはありません。
あなたが普段使っているスマートフォンや、大学で使う予定のソフトに合わせて選ぶのがおすすめです。
たとえば、iPhoneを使っているならMacBook、Androidスマートフォンを使っているならWindows、という選び方も一つの手です。
「スペック」で選ぶ
パソコンの性能は、「CPU」「メモリ」「ストレージ」の3つの要素で決まります。
これらはパソコンの頭脳や作業台、データの保存場所にあたります。
CPU:パソコンの頭脳
CPUはパソコンの頭脳にあたり、処理能力を左右します。
インテルのCore i3、i5、i7やAMDのRyzen 3、5、7といったシリーズがあります。
数字が大きいほど高性能です。
- 基本的な用途: Core i3やRyzen 3で十分です。
- 少し負荷のかかる作業: Core i5やRyzen 5が最適です。
- 動画編集やゲーム: Core i7やRyzen 7といった高性能なモデルが推奨されます。
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メモリ:作業台の広さ
メモリは、パソコンが同時に行える作業量を決める部分です。
机の広さに例えられます。
ノートパソコンのメモリ容量と用途の目安
メモリ容量 | 主な用途の目安 | ポイント |
8GB | レポート作成、オンライン授業、ウェブ閲覧、動画視聴 | 日常的な使い方であれば、これでも十分快適に動作します。 |
16GB | 複数のアプリを同時に使う、少し重いソフト(簡単な画像編集など) | 多くの大学生にとって、最もバランスが良くおすすめの容量です。 |
32GB以上 | 動画編集、プログラミング、3D制作、高度な画像編集など | 高い処理能力が求められる専門的な作業に適しています。 |
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ストレージ:データの保存場所
ストレージは、データを保存する場所です。
SSDとHDDの2種類があります。
SSD (Solid State Drive)
- メリット: 読み書きが高速で、パソコンの起動やアプリの立ち上がりが速いです。衝撃にも強く、持ち運びに最適です。
- デメリット: HDDに比べて価格が高いです。
HDD (Hard Disk Drive)
- メリット: 大容量のモデルが安く手に入ります。
- デメリット: SSDに比べて動作が遅いです。
現在、ノートパソコンはSSDを搭載しているモデルが主流です。
容量は256GBか512GBが一般的です。
動画や画像データをたくさん保存したい場合は、512GBまたは1TBを選ぶと良いでしょう。

「携帯性」で選ぶ
大学に持ち運ぶ頻度や場所を考慮して、重さや画面サイズを選ぶことが大切です。
- 重さ: 1.5kg以下が持ち運びに便利です。特に図書館やカフェなど、頻繁に移動する人には1kg程度の軽量モデルが最適です。
- 画面サイズ: 13インチ〜14インチが持ち運びと作業のバランスが取れており、おすすめです。
バッテリー駆動時間
バッテリーの持続時間も重要な要素です。
外出先で充電できる場所が少ない場合も考え、長時間バッテリーが持つモデルを選ぶのが安心です。
最低でも5時間以上の駆動時間があることを目安にしましょう。

大学生向けノートパソコンのおすすめモデル
ここでは、2025年の最新モデルから、大学生におすすめのノートパソコンを複数ピックアップして紹介します。
予算を抑えたい方向け

価格を抑えながらも、レポート作成やWebサイト閲覧といった基本的な用途には十分な性能を持つモデルです。
Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 9
- 特徴: 第14世代インテルCore i5プロセッサーを搭載し、価格が安くも高性能。
- 用途: レポート、オンライン授業、ネット検索など。
HP Pavilion Aero 13-be
- 特徴: 超軽量なボディで持ち運びに最適。約1kg以下の軽さで、毎日持ち歩くのに便利です。
- 用途: 図書館やカフェなど、学内で頻繁に移動する人。
バランス重視のスタンダードモデル

レポートから少しの動画編集まで、幅広くこなせるオールラウンダーです。
迷ったらこのクラスから選ぶのが良いでしょう。
Dell Inspiron 14 Plus
- 特徴: インテルCore Ultra プロセッサーを採用し、AI処理にも対応。バッテリー駆動時間も長く、機能性と携帯性のバランスが優れています。
- 用途: 幅広い用途に対応。
Dynabook G83/HU
- 特徴: 非常に軽量でありながら、耐久性にも優れています。ビジネス用途で活躍するモデルで、大学生の4年間の使用にも十分に耐えられる設計です。
ハイスペックなクリエイティブモデル

動画編集やプログラミング、3D制作など、負荷の高い作業に最適なモデルです。
ASUS Vivobook Pro
- 特徴: 大画面で、高性能なグラフィック機能を搭載。クリエイティブな作業をする人に最適です。
- 用途: 動画編集、イラスト制作、ゲームなど。
Microsoft Surface Laptop Studio
- 特徴: 画面がタッチパネルになり、タブレットのように使うことが可能です。ペンを使って直接画面に書いたり、描いたりできます。
10万円以下で買えるおすすめモデル

予算を10万円以下に抑えたい人のために、コスパに優れるモデルをピックアップしました。
Acer Aspire 5
Core i5やRyzen 5を搭載しながらも、価格を抑えたモデルです。
メモリも16GBあれば快適に使えます。
ASUS Chromebook
GoogleのChromeOSを搭載したノートパソコンです。
軽く、起動が早く、価格も安いです。
レポート作成やWeb検索が主な用途なら十分です。
目的別のパソコン選びガイド
自分の用途に最適なパソコンを選ぶための、より詳細なガイドです。
レポート・講義用

文系の学生や、レポート作成、オンライン講義の視聴が主な用途の人に最適です。
- CPU: Core i3やRyzen 3
- メモリ: 8GB
- ストレージ: 256GB SSD
- 画面サイズ: 13〜14インチ
- 重さ: 1.5kg以下
- バッテリー: 6時間以上の駆動が可能なモデル
プログラミング・研究用

理系の学生や、プログラミング、データ分析、論文作成など、処理に負荷がかかる作業を行う人に最適です。
- CPU: Core i5やRyzen 5
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 512GB以上のSSD
- ディスプレイ: 画面が大きく、コードが見やすい15インチクラスも検討。
- バッテリー: 長時間駆動できるモデル
クリエイティブ制作(動画編集・デザイン)用

動画編集やデザイン、イラスト制作など、画像や映像を扱う人に最適です。
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- CPU: Core i7やRyzen 7
- メモリ: 16GB〜32GB
- ストレージ: 1TB以上のSSD
- ディスプレイ: 解像度が高く、色を正確に表示できるディスプレイがおすすめです。
- グラフィックス: 高性能なグラフィックス機能(GPU)を搭載したモデルが必須です。
失敗しないための注意点とQ&A
Officeソフトは本当に必要ですか?

多くの大学生は、レポート作成や資料作りのためにWord、Excel、PowerPointといったMicrosoft Officeソフトを授業で使います。
大学によっては、学生向けにOfficeソフトを無料で提供している場合があります。
購入前に必ず大学のウェブサイトや担当部署に確認しましょう。
もし提供がない場合は、Officeソフトが最初から入っているパソコンを選ぶか、別途購入する必要があります。
どこで買うのがおすすめですか?
パソコンを購入できる場所は、家電量販店やメーカーの公式サイト、Amazonなどのオンラインショップがあります。
- 家電量販店: 実際に製品を手に取って重さやキーボードの感触を確認できます。店員さんに直接相談できるのも大きなメリットです。
- オンラインショップ: セール期間などを利用すると、実店舗よりも安く買えることがあります。多くのモデルを比較検討しやすいのも便利です。
パソコンが壊れたらどうすればいいですか?

パソコンは精密機器のため、突然のトラブルや故障が起こることもあります。
パソコンは精密機器なので、故障や不具合が起こる可能性があります。
万が一に備えて、メーカーの保証期間やサポート体制を確認しておきましょう。
多くのメーカーは1年間の保証を付けています。
しかし、大学生活の4年間を安心して使うなら、有料の延長保証サービスに入ることをおすすめします。
故障した際の修理費用を抑えられたり、サポート窓口に相談できたりするので安心です。
中古のパソコンはアリですか?
中古のパソコンは、新品よりも安い価格で手に入るのが大きな魅力です。
しかし、バッテリーの持ちが悪かったり、いつ故障するか分からなかったりと、いくつかのリスクも伴います。
もし中古を選ぶなら、信頼できる専門店や大手サイトから購入し、保証期間や返品・交換の条件をしっかり確認しましょう。
パソコンにあまり詳しくない初心者の方は、新品から選ぶほうが安心です。
パソコンの寿命はどれくらい?
一般的に、パソコンの寿命は4年から5年程度と言われています。
しかし、使い方やメンテナンスによって、これより長くも短くもなります。
大学生活の4年間を一台で乗り切りたいと考えるなら、購入するパソコンが4年後でも使える性能を持っているかどうかが重要です。
少し余裕のあるスペック(例えばメモリ16GBなど)を選ぶことで、卒業まで快適に使い続けることができます。
その他必要な周辺機器

パソコン本体だけでなく、以下の周辺機器も用意しておくと便利です。
- マウス: 長時間の作業には、別途マウスを使うほうが疲れにくいです。
- Webカメラ・マイク: 内蔵のものでも十分な性能を持つモデルが多いですが、よりクリアな映像や音を相手に届けたい場合は、別途購入を検討することも良いでしょう。
- USBハブ: 最近の薄型ノートパソコンはポートが少なく、USBハブが必要となる場合があります。
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まとめ:自分に合った1台を見つけよう
大学生のパソコン選びは、学業を充実させる上で、そして4年間の生活を快適に過ごすために非常に重要です。
- 用途: レポート、動画編集、プログラミングなど、自分の主な目的を考えることが大切です。
- OS: WindowsかMacか、それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。
- スペック: CPU、メモリ、SSDの3つを確認し、用途に合ったバランスを取ることが重要です。
- 携帯性: 軽さやバッテリー駆動時間を考慮して、持ち運びに便利なモデルを探すと良いでしょう。
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