「DVDを買おうと思ったら、RとかRWとか種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」と迷ったことはありませんか?
実は、この1文字の違いで、一度しか記録できないのか、それとも何度も消して使い回せるのかという決定的な差が生まれます。
2026年現在、データの保存手段はクラウドやSSDが主流となりました。
しかし、ネット環境に左右されない物理ディスクは、大切な思い出の長期保存や配布用として依然として高い需要があります。
本記事では、
- パソコン初心者の方でも失敗しないDVDメディアの選び方
- dvd-rとdvd-rwの具体的な違い
を徹底解説します。
DVDメディアの種類と基礎知識
要点:dvdには再生専用のdvd-romから、書き込み用のdvd-r、書き換え可能なdvd-rwなど、用途に合わせた様々な種類があります。

DVDの主要な規格
dvdの規格には、dvdフォーラムが制定したマイナス系と、dvdアライアンスが開発したプラス系があります。
現在はほとんどのdvdレコーダーやパソコンのドライブが両方の規格に対応していますが、古い機器では注意が必要です。
記録層と容量について
一般的なdvdの容量は約4.7gbです。
映画などの長時間映像を保存する用には、8.5gbの容量を持つdvd-r dlなどの2層式ディスクも利用されています。
DVD-R 書き込みの特徴
要点:dvd-rは一度書き込んだデータを消去したり変更したりできないため、配布や長期保存に適しています。

1回きりの記録
dvd-rは、色素の変化を利用してデータを記録します。
一度レーザーで焼いた部分は元に戻せないため、削除はできません。
そのため、
- 自作のビデオを配る際
- 結婚式の映像
など、上書きされては困る大切な情報の保存に最適です。
DVD-RW 書き換えのメリット
要点:dvd-rwは、約1000回の繰り返し書き換えが可能なため、一時的なデータ保存に向いています。

繰り返し利用できる利便性
dvd-rwの強みは、内容を消去して何度でも再利用できる点です。
テレビ番組のダビングで、一度見たら消すような場合にはdvd-rwが便利です。
macやwindowsのpc環境でも、フォーマットを行えば、USBメモリのような感覚で使えます。
2026年最新:光ディスクのトレンドと活用
要点:2026年現在、ストリーミングが主流ですが、ネット環境に依存しない物理メディアは、災害時の情報担保において再評価されています。

どっちを買うべき?失敗しないための判断ポイント
要点:用途が「一生残すもの」か「一時的に保存するもの」かによって、選ぶべきディスクの種類は明確に分かれます。
どちらのメディアを購入すべきか迷った際は、以下の3つのポイントで判断しましょう。
データの保存期間と「上書き」の必要性
- DVD-Rを買うべき人:結婚式の映像、子供の成長記録、データのバックアップなど、一度書き込んだら二度と消したくない場合です。1回限りの書き込みという特性上、誤ってデータを消去するリスクがありません。
- DVD-RWを買うべき人:テレビ番組の録画(見たら消すもの)、データの仮置き、OSのインストールメディア作成などです。約1000回の書き換えが可能なため、USBメモリのような感覚で繰り返し利用できます。
再生する機器の互換性
dvd-rは、古いdvdプレーヤーやカーナビなど、あらゆる機器で再生できる高い互換性を持っています。
一方でdvd-rwは、対応していない古いプレーヤーでは読み込みができないケースがあるため、配布用であればdvd-rを選択するのが無難です。
コストパフォーマンス
1枚あたりの価格はdvd-rの方が安価です。
大量に配布する場合や、一度にたくさんのデータを保存して棚に並べるような使い方の場合は、dvd-rの方が経済的です。
有名メーカーの紹介と選び方のコツ
要点:大切なデータを守るためには、信頼できる国内メーカーの製品を選ぶことが、将来的な読み込めないトラブルを避ける最大の対策です。
2026年現在、光ディスクの市場は縮小傾向にありますが、以下のブランドは依然として高い信頼性と品質を維持しています。
Verbatim(バーベイタム)/ 三菱ケミカルメディア
世界シェアが非常に高く、パソコンショップや家電量販店で最もよく見かけるブランドです。
品質の安定性が高く、自作ビデオの作成からデータ保存まで幅広くおすすめできます。
maxell(マクセル)
国内ブランドとしての安心感があります。
特に録画用のcprm(※1)対応メディアに強みを持っています。
dvdレコーダーでのダビングに使用するなら、マクセルの製品を選べば問題が起きにくいでしょう。
Victor(ビクター)/ JVCケンウッド
高品質な色素を採用しており、長期の保存性に定評があります。
10年、20年と残しておきたい大切なデータのバックアップに適しています。
- ※1 CPRM:デジタル放送のコピーガードに対応した保護技術。地デジを録画するにはこの表記があるディスクが必要です。
技術と業界の動向
要点:dvd+rwやdvd-romといった、より専門的なメディアの特性を理解することで、最適な製品選択が可能になります。
DVD+RWとアライアンスの技術
dvd+rwは、主にアライアンス団体によって推進された規格です。
この規格は、
- 高速な読み書き
- 書き込みを中断しても再開しやすいロスレス・リンキング機能
を特徴としています。
コンピュータでのデータ管理において、安定した動作を確保するために開発されました。

DVD-ROMと商業配布
私たちがショップで購入する映画のビデオソフトなどは、多くの場合dvd-rom(Read Only Memory)です。
これは大量生産に向いたプレス方式で製造されております。
ユーザーが後からデータを書き込むことは不可能な仕様になっています。
信頼性が非常に高く、商業的なコンテンツの配布における代表的な媒体です。
DVDの長期保存とエラー対策
要点:物理メディアは劣化を伴うため、長期保存には適切な温度・湿度管理と、定期的なデータの読み込みチェックが不可欠です。
安定性と色素の品質
安価なメディアでは、時間の経過とともに記録層の色素が変化します。
読み込めなくなるリスクがあります。
国内メーカーの高性能なメディアは、この色素の安定性が高いです。
長期保存に適しています。
特に重要なデータは、1枚だけでなく、複数のバックアップを作成しておくべきです。
2025年から2026年への変化
2025年から2026年にかけて、一部のメーカーが光ディスクの製造規模を縮小するというニュースが話題となりました。
しかし、
- 教育現場
- 大学の研究室
- 法人のアーカイブ分野
上記では、依然としてオフラインで管理できるDVDのメリットが大きく、独自の進化を遂げた高耐久メディア(M-DISCなど)の関心が高まっています。

よくある質問 FAQ
Q1. dvd+rとdvd-rの違いは具体的に何ですか?
要点:開発団体が異なりますが、現在の機器ではほぼすべて共通して使えます。
回答:マイナス系はdvdフォーラム、プラス系はアライアンスが制定しました。
現在のプレーヤーやレコーダー、pcのドライブはほとんどが両対応(dvd±rwなど)しており、ユーザーが意識する場面は減っています。
Q2. 録画したDVDが車載ナビやPS4で再生できません。
要点:ファイナライズの未実施や、コピーガードの制限(CPRM)が原因であることが多いです。
回答:レコーダーで録画した後は、必ずファイナライズを完了させてください。
また、地デジ番組などはcprm対応の機種でないと再生できません。
ps3, ps4, ps5などのゲーム機で視聴する際も、最新のシステム更新をインストールしておく必要があります。
Q3. DVDの中身をMP4などに変換してスマホで見たいのですが?
要点:オーサリングソフトやフリーソフトを利用することで可能ですが、著作権の扱いに注意してください。
回答:自作の動画であれば、パソコンを用いてisoイメージを抽出したり、mp4へ変換したりすることが可能です。
これにより、iphoneやandroidのスマートフォンで気軽に楽しめるようになります。
結論:最適なDVDメディアを選ぶためのチェックリスト
要点:安価さだけで選ばず、用途、機器の互換性、そしてデータの重要性を考慮して選択しましょう。

dvd-rとdvd-rwの違いを正しく理解し、最新の情報を参照しながら使い分けを行うことで、pcリテラシーは大きく向上します。
2026年も、あなたのデジタル資産を賢く守っていきましょう。