ほくろ除去の費用はいくら?方法別(レーザー・電気メス・切開手術)料金相場と保険適用、追費用を徹底解説

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ほくろ除去の費用と各施術方法(レーザー、電気メス、切開手術)の選択肢を示すイメージ。 ほくろ・シミ除去の費用

顔や体にできたほくろを「キレイに除去したい!」そう決心したとき、まず気になるのが「一体いくらかかるのだろう?」という費用面ではないでしょうか。

ほくろ除去は、シミ除去と同様に、

  • 施術方法
  • ほくろの数
  • 大きさ
  • そしてクリニック

によって料金が大きく異なります。

さらに、

  • 「保険適用になるのか」
  • 「表示されている料金以外にも追加費用はかかるのか」

といった疑問も尽きないことでしょう。

美容クリニックで13年間、カウンセラーとして多くの患者様のほくろに関するお悩みに向き合ってきた私、誠は、費用に関する不安が、治療への一歩をためらわせる大きな要因であることをよく理解しています。

費用の内訳が不明瞭だと、後から予期せぬ出費が発生します。

後悔に繋がってしまう可能性もあります。

今回の記事では、ほくろ除去治療にかかる費用の全てを、施術方法(レーザー、電気メス、切開手術)別に徹底的に解説します。

  • 料金相場
  • 保険適用の有無
  • そして初診料や麻酔代
  • 薬代といった見落としがちな追加費用

まで、包み隠さずお伝えします。

あなたが費用面での不安を解消します。

安心してほくろ除去治療を受けられるよう、あなたの予算計画を全力でサポートします。

ほくろ除去の費用を左右する3つの主要な施術方法

ほくろ除去の費用は、主に以下の3つの施術方法のどれを選ぶかによって大きく変わります。

それぞれの方法の特性と費用相場を理解することが重要です。

  1. レーザー除去(炭酸ガスレーザーなど)
  2. 電気メス除去
  3. 切開手術

【誠からのメッセージ】

ほくろ除去の費用は、

  • クリニックの立地や規模
  • 医師の技術料
  • 使用する機器の種類

などによっても変動します。

ここに記載しているのはあくまで相場であり、正確な費用はクリニックでのカウンセリングで確認してください。


施術方法別の料金相場と保険適用の有無

レーザー除去(炭酸ガスレーザーなど)の費用

  • 特徴: レーザー光でほくろの組織を蒸散させる方法。メスを使わず、出血が少ないのが特徴です。
  • 適したほくろ: 平らなほくろ、比較的小さいほくろ(〜5mm程度)、盛り上がりの少ないほくろ。
  • 料金相場(自由診療の場合):
    • 1個あたり:3,000円〜20,000円程度
    • 多くはほくろの大きさ(例:1mmあたり〇〇円)で料金が変わります。
    • 複数個をまとめて除去する場合、2個目以降は割引になる「複数個割引」を設定しているクリニックもあります。
  • 保険適用:
    • 基本的に保険適用外(自由診療)です。美容目的のほくろ除去は、原則として保険診療の対象外となります。
    • ただし、日常生活に支障をきたすような大きさのほくろや、悪性の疑いがあるほくろ(病理検査が必要な場合)など、医師が治療の必要性を認めた場合には、保険適用となることがあります。この判断は医師が行います。

電気メス除去の費用

  • 特徴: 電気の熱でほくろの組織を焼き切る方法。レーザーと同様に出血は少なく、盛り上がったほくろに適しています。
  • 適したほくろ: 盛り上がりのあるほくろ、比較的小さい〜中くらいのほくろ(〜5mm程度)。
  • 料金相場(自由診療の場合):
    • 1個あたり:5,000円〜30,000円程度
    • レーザーと同様に、ほくろの大きさや数によって料金が変動します。
  • 保険適用:
    • 基本的に保険適用外(自由診療)です。
    • レーザー除去と同様に、悪性の疑いがある場合など、医師が治療の必要性を認めた場合には保険適用となることがあります。

切開手術の費用

  • 特徴: メスでほくろを周囲の皮膚ごと切り取り、縫合する方法。再発のリスクが低く、病理検査が可能です。
  • 適したほくろ: 大きく、深いほくろ(5mm以上)、悪性の疑いがあるほくろ、再発したほくろ。
  • 料金相場(自由診療の場合):
    • 1個あたり:20,000円〜100,000円以上
    • ほくろの大きさ(例:〇cm未満)、部位(顔、体など)、そして縫合の複雑さによって大きく変動します。
  • 保険適用:
    • 機能的な障害(例:服に擦れて出血する、目の近くで視界を妨げるなど)がある場合や、悪性の疑いがある場合は、保険適用となる可能性が高いです。
    • 保険適用の場合、診察料や手術費、病理検査費用などが3割負担となります。
    • まずは皮膚科や形成外科を受診し、保険適用になるか相談してみましょう。
ほくろ除去のレーザー、電気メス、切開手術ごとの料金相場と保険適用の有無を比較した表。

ほくろ除去の総額を構成する追加費用

施術費用の他に、以下のような追加費用が発生することがあります。

これらも合計したものが、あなたが最終的に支払う「総額」となります。

  1. 初診料・再診料
    • 相場: 初診料2,000円〜5,000円、再診料1,000円〜3,000円程度。
    • 「初診・再診料無料」のクリニックもあります。
  2. カウンセリング料
    • 医師による詳細なカウンセリングが有料の場合があります(無料のクリニックも多いです)。
  3. 麻酔代
    • 麻酔クリーム: 1,000円〜3,000円程度/1部位または1回。
    • 局所麻酔注射: 1,000円〜5,000円程度/1部位または1回。
    • 施術費用に含まれている場合と、別途請求される場合があります。
  4. 薬代(処方薬)
    • 施術後の炎症を抑える軟膏や、傷跡をきれいにするための薬が処方されます。
    • 相場: 500円〜3,000円程度。
  5. 病理検査費用
    • 切除したほくろが悪性かどうかを調べるために、組織を検査する費用です。
    • 相場: 10,000円〜20,000円程度。
    • 悪性の疑いがある場合は保険適用になることがあります。
  6. アフターケア費用
    • 施術後の経過観察や、万が一のトラブルが発生した場合の診察・処置にかかる費用です。
    • 「アフターケア無料」「保証制度あり」としているクリニックを選ぶと安心です。保証内容を事前に確認しましょう。
    • ほくろ除去で「失敗したかも?」と後悔する前に!も参考にしてください。

【誠からのメッセージ】

「表示価格が安い!」と思っても、実は追加費用がたくさんかかって最終的に高額になるケースもあります。

必ず医師とのカウンセリングの際に、全ての費用を明確に提示してもらいましょう。

受付(スタッフ)からの「総額」でいくらになるのかを確認する必要はありません。

医師から説明を受けたい。

こう伝えて、全てを伝えてもらうことが重要です。

この希望に、スタッフが説明しますというクリニックは、説明を聞かず、帰る勇気も必要です。

「必ず医師から全ての説明を聞く」

これが最も大切です。

ほくろ除去の総額を抑えるための賢いポイント

費用は気になるけれど、後悔しない治療を受けたい。

そんなあなたのために、総額を抑えつつ賢くほくろ除去を受けるためのポイントをご紹介します。

  1. 「総額」を明確にするカウンセリングが必須
    • クリニックのウェブサイトに記載されている料金は、あくまで目安であることが多いです。医師とのカウンセリングの際に、あなたのほくろの状態に合わせた最終的な「総額見積もり」を必ず紙(データ)で出してもらいましょう。
    • 麻酔代、薬代、アフターケア費用など、全て含んだ料金であるかを確認してください。
  2. 複数のクリニックで相見積もりを取る
    • 可能であれば、最低でも2〜3ヶ所のクリニックでカウンセリングを受けてください。見積もりの総額だけではありません。内訳を比較検討しましょう。同じ施術内容でも、クリニックによって総額が大きく異なることがあります。
    • 料金だけでなく、医師の説明やクリニックの雰囲気、アフターフォローの充実度も比較することが大切です。
    • ほくろ・シミ除去のクリニック選びで後悔しないための全知識も参考にしてください。
  3. 「複数個割引」や「モニター制度」の利用を検討する
    • 複数のほくろを除去したい場合、2個目以降の料金が割引になったり、施術費用がパッケージになっている「複数個割引」プランがお得になることがあります。
    • 一部のクリニックでは、治療前後や経過の写真提供などを条件に、施術費用が割引になる「モニター制度」を設けている場合があります。プライバシーに配慮した上で検討するのも良いでしょう。
  4. 保険適用になるほくろか、まずは相談する
    • 機能的な問題があるほくろや、悪性の疑いがあるほくろであれば、保険適用となる可能性があります。まずは保険診療を行っている皮膚科や形成外科を受診しましょう。診断してもらうことで、費用を大幅に抑えられる場合があります。
  5. 不必要なオプションを断る勇気を持つ
    • カウンセリング中に、不要と感じるオプション(高価なドクターズコスメや、現時点では必要ない追加施術など)を勧められることもあるかもしれません。ご自身の判断で必要ないと感じたら、きっぱりと断ることも大切です。

【誠からのメッセージ】 「安すぎるクリニックは不安」「高ければ良い」という単純なものではありません。重要なのは、あなたのほくろの種類と状態を正確に診断し、最適な治療法を、納得できる費用で、そして透明性高く提示してくれるクリニックを見つけることです。

【外部サイト参考】 厚生労働省日本形成外科学会日本美容皮膚科学会などのウェブサイトでは、美容医療の適正な情報提供や、トラブル回避のための指針が示されています。高額な契約を迫られたり、料金が不透明だと感じたりした場合は、これらの情報も参考にしましょう。

費用と「価値」のバランスで賢い選択を

ほくろ除去は、あなたのコンプレックスを解消します。

自信を取り戻すための投資です。

その費用は、施術方法やクリニックによって大きく異なります。

総額を正確に把握することが非常に重要です。

目先の安さだけではありません。

  • 医師の経験や対応力
  • クリニックの信頼性
  • アフターフォローの充実度

といった「価値」も総合的に判断して選ぶことが、結果的に後悔のない、満足度の高い治療に繋がります。

この記事で解説した情報を参考に、あなたのほくろと予算に合った最適なクリニックを見つけてください。

費用に関する不安が解消されれば、きっと自信を持って治療への一歩を踏み出せるはずです。

もし、ほくろ除去の費用やクリニック選びについて、まだ不安や疑問が残っているなら、いつでもHow-to-Lにご相談ください。

美容クリニック勤務経験者である誠が、あなたの「キレイになりたい」という想いを、知識と経験で全力でサポートします。

あなたの肌と心が、より一層輝く未来を心から応援しています。