- 「Midjourneyで理想の画像を作りたいけど、なかなか思い通りにいかない…」
- 「プロンプトが難しくて、何を書いたらいいのかわからない」。
あなたがもしデザイナー、イラストレーター、マーケター、あるいはコンテンツクリエイターであれば、一度はこのような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。
画像生成AIの圧倒的な表現力を最大限に引き出す鍵は、Midjourney プロンプト(呪文)の質にかかっています。
今回の記事は、2025年最新のMidjourney プロンプト コツを初心者にもわかりやすい言葉で徹底解説する「究極のロードマップ」です。
Windows PC、Mac PC、スマホ(iPhone、Android)のどの環境から利用している方でも、この記事を読み終える頃には、Midjourneyの奥深い機能をマスターし、高品質な画像を自由に生成できるスキルが身につくでしょう。
この記事では、
- Midjourney プロンプト テンプレート
- パラメータの詳細
- AIイラスト プロンプトの実例ランキング
- ジェネレーターツール
まで幅広く網羅したコンテンツを提供します。
あなたのAI活用スキルを飛躍的に向上させます。
さあ、Midjourney マスターへの第一歩を踏み出しましょう。
Midjourneyのプロンプト基礎知識と基本構造
Midjourney プロンプト(呪文)とは?
Midjourneyにおけるプロンプトとは、「AIに描かせたい画像の内容を伝えるテキストの指示」のことです。
ユーザーの間では「呪文」とも呼ばれています。
Midjourneyの画像生成システムは、あなたが入力したプロンプトを元に、学習した膨大なデータベースから最適な情報を検索します。
瞬時にビジュアル化します。
このプロンプトの質と具体性が、生成される画像のクオリティを決定づける最も重要な要素となります。
プロンプトは基本的に英語で入力する必要があります。
日本語での入力も可能です。
しかし、AIが正確に解釈できるように英語で書くことが強く推奨されます。
この記事では、プロンプトを簡単に作成できる「Midjourney プロンプトジェネレーター」のおすすめも紹介しているので、英語が苦手な方でも安心して活用できます。
【専門用語解説】
用語 | 解説 |
プロンプト(Prompt) | AIに対する命令や指示を示すテキスト。画像生成AIでは「呪文」と呼ばれます。 |
画像生成AI(Image Generation AI) | テキスト情報(プロンプト)から新しい画像を自動的に生成する人工知能技術。 |
プロンプトの4大要素:基本構成を徹底解説
Midjourneyで高品質な画像を作るためには、プロンプトの基本構成を理解することが不可欠です。
プロンプトは、大きく分けて以下の4つの要素で構成されます。
要素 | 役割 | 具体例 |
1. 主題 (Subject) | 画像の主人公や核となる要素 | a cute young girl, a gigantic robot, a cat |
2. 詳細(描写) (Details) | 主題の特徴、背景、雰囲気など | in a futuristic city, wearing a blue dress, soft lighting |
3. スタイル (Style/Art) | 画像の画風、テイスト、種類 | photorealistic, anime, watercolor painting, cyberpunk |
4. パラメータ (Parameters) | 画像のサイズ、バージョン、品質などの技術的設定 | --ar 16:9 --v 6.0 --s 750 |
これらの要素を「カンマ(,)」で区切って羅列するのが、Midjourneyプロンプトの基本構造です。
例:/imagine prompt a cat, wearing a blue jacket, photorealistic, cinematic lighting --ar 16:9
特に、3. スタイルと 4. パラメータは、生成画像のクオリティを左右する重要なポイントとなります。
初心者が陥りやすい「プロンプトの失敗」事例と対策
Midjourneyを始めたばかりの初心者が良く陥りやすい「プロンプトの失敗」事例と、その解決策を紹介します。
失敗事例 | 原因 | 解決策(Midjourney プロンプト コツ) |
画像がぼんやりして細部が不明確 | 抽象的な単語ばかりで具体性が不足 | highly detailed や ultra photorealistic などの高解像度 キーワードを追加。 |
理想の画風と違う仕上がり | スタイル系の単語を指定していない | oil painting (油絵)、anime (アニメ)など、画風を明確に指示する単語を使ってみる。 |
意図しない要素が混入してしまう | ネガティブプロンプトの不使用 | ugly , blurry , low quality (醜い、ぼやけた、低品質)など、--no パラメータで除外項目を指定する。 |
画像の縦横比が固定されている | アスペクト比(--ar )の未指定 | --ar 16:9 (横長)、--ar 9:16 (縦長)など、用途に合わせて指定する。 |
高品質な画像を生み出す究極のコツ
Midjourney プロンプトのコツ:シンプルかつ具体的に入力する方法
Midjourneyで高品質な画像を生成するコツは、「情報の過不足を避け、シンプルな単語に具体性を加える」ことです。
AIは長い文章や複雑な文法を好みません。
単語の羅列を得意とします。
しかし、単語が抽象的すぎると、AIの解釈が広がります。
よって、思い通りの画像が作れない可能性が高くなります。
悪い例(抽象的) | 良い例(具体性UP) | 効果 |
a beautiful girl | a beautiful girl, young, 20 years old, long blonde hair | 年齢や髪型の指定で主題を明確にする |
a futuristic city | a futuristic city, neon lighting, rainy street, wide view | 照明、天気、構図を追加して雰囲気を高める |
an abstract art | an abstract art, oil painting, deep blue and orange colors, high contrast | 画風と色調、コントラストを指定して芸術性を向上させる |
Midjourneyはプロンプトの最初の単語を重視する傾向があります。
そのため、描かせたいメイン主題を最初に書くことも重要なコツの一つです。
ネガティブプロンプト(--no)を使う効果と使い方
ネガティブプロンプト(Negative Prompt)は、「画像に含みたくない要素を指定する機能」で、--no
パラメータを使って入力します。
この機能は、生成画像の品質を安定させます。
意図しない要素の混入を防ぐための必須スキルです。
ネガティブプロンプトの例 | 目的と効果 |
--no text, letters, blurry, ugly | 画像中の文字や低品質な要素を除外し、クオリティを高める。 |
--no hands, arms, deformed, double face | AIが苦手とする体のパーツの歪みを防ぐ。 |
--no blue, green | 特定の色の使用を制限し、色調を制御する。 |
ネガティブプロンプトは、メインプロンプトの後に書く必要があります。
このテクニックを使えるかどうかで、AI イラスト プロンプトの完成度が大きく変わってきます。
ウェイト(::)を活用して要素の強調度を指定する方法
Midjourneyでは、プロンプト内の単語やフレーズの強調度を数値で指定できる「ウェイト(Weight)」機能があります。
これを使うことで、AIがどの要素を優先して描くべきかを明確に指示できます。
- 使い方: 強調したい単語の後に**「::」**を付け、数値を入力します。(例:
red dress::3 girl::1
) - 数値: 指定しない場合のデフォルト値は1です。高い数値(例:3)を設定すると、その要素が画像の主題として強調されます。
- 例:
a girl in the forest::2, wearing a white dress::0.5
(森の中の少女を強く表現し、白いドレスの重要度を下げる)
ウェイト機能は、複数の要素の複雑なバランスを調整する際に非常に役立ちます。
Midjourney パラメータの種類と必須指定項目
Midjourney パラメータとは、「画像生成時の詳細設定をコントロールするコマンド」のことです。
これはプロンプトの最後にハイフン2つ(--
)を付けて入力します。
高品質な画像を作るために必須となる代表的なパラメータを紹介します。
パラメータ | コマンド | 役割と解説 | 推奨値 |
アスペクト比 | --ar 16:9 | 画像の縦横比を指定(例:16:9 はYouTubeのサムネイルなどに最適)。 | --ar 16:9 / --ar 1:1 |
バージョン | --v 6.0 | 画像生成モデルのバージョンを指定。V6 は最新の高精度モデルです。 | --v 6.0 |
スタイル化強度 | --s 750 | プロンプトを超えてAIの芸術的解釈をどの程度加えるかを指定(推奨範囲:100~1000)。 | --s 750 |
シード値 | --seed 1234 | 最初の画像生成時の乱数(シード)を固定し、同じ画像を再現する。 | 任意の数値 |
特に、アスペクト比(--ar
)は、あなたの作成した画像をどこで利用するか(Web サイト、SNS、広告など)に応じて必須で指定すべき項目です。

プロ直伝!目的別プロンプトテンプレート集
【知識】画風・スタイル系のテンプレート:Midjourney スタイル完全一覧
Midjourneyの画像生成能力を最大限に引き出すためには、画風(スタイル)を正確に指示することが鍵です。以下に、人気の高い「Midjourney スタイル」系プロンプトと、その作例を紹介します。
Midjourney スタイル | プロンプト例 | 表現の特徴 |
Photorealistic (超写実) | photorealistic, ultra detailed, 8k resolution | まるで写真のような超リアルな質感と細部の描写。(AI リアル画) |
Anime Style (アニメ風) | anime, high quality, studio ghibli style, detailed character design | 日本のアニメのような鮮やかな色彩と独特なタッチ。(AIイラスト プロンプトの王道) |
Oil Painting (油絵) | oil painting, on canvas, thick paint texture, by van gogh | 筆の跡や絵の具の質感がリアルな芸術的な表現。 |
Cyberpunk (サイバーパンク) | cyberpunk, neon lighting, dark city street, rainy, cinematic color | 近未来の技術と荒廃的な雰囲気をネオン光で表現。 |
Pop Art (ポップアート) | pop art, bright colors, bold outlines, andy warhol style | 強い色彩と図形的な表現が特徴の現代芸術。 |

【おすすめ】構図・アングル系のテンプレート:シネマティックな表現術
プロンプトに構図やカメラワークを指定することで、一気に画像にドラマ性と芸術性を加えることが可能です。
映画のワンシーンのような画像を作りたい場合に非常に有効です。
構図・アングル | プロンプト例 | 視覚的効果 |
広角(Wide Shot) | wide shot, expansive landscape, high resolution | 広い風景や空間の全体像を写す、雄大な雰囲気。 |
クローズアップ(Close-up) | close-up shot, intense facial expression, sharp focus | 顔の表情や細部の質感を強調し、強い印象を与える。 |
鳥瞰図(Bird’s-Eye View) | bird's-eye view, from above, looking down on the city | 上空から見下ろす構図で、都市全体の規模や複雑さを表現。 |
魚眼レンズ(Fisheye Lens) | fisheye lens, distorted view, spherical perspective | 魚眼レンズの特有な歪みを加える、ユニークなアート表現。 |

色・照明に関するテンプレート:光の演出テクニック
「光」と「色」は、画像の雰囲気と感情を決定づける最も重要な要素です。
プロンプトに適切な照明と色調を加えることで、仕上がりのクオリティが格段に向上します。
照明・色調 | プロンプト例 | 表現の特徴 |
ソフトライト (Soft Light) | soft studio lighting, warm light, clear shadow | 穏やかで優しい雰囲気。ポートレート撮影に最適。 |
ネオンライト (Neon Light) | neon lighting, cyberpunk glow, vibrant colors | 鮮やかな原色の光と強いコントラストでドラマチックに演出。 |
逆光 (Backlight) | dramatic backlight, silhouette, sun setting behind the subject | 被写体の輪郭を際立たせ、強い印象を与える。 |
色調指定 (Color Palette) | pastel colors, low contrast, dreamy tone | パステルカラーを使った夢のような柔らかい色調。 |

人物・キャラクター生成究極の言語化戦略
人種・性別・年齢を指定するプロンプトの書き方
Midjourneyで思い通りの人物やキャラクターを作るためには、
- 人種
- 性別
- 年齢
を明確に指定することが不可欠です。
特に、日本人女性や10代後半の人物など、具体的な指定が高精度な生成に繋がります。
要素 | プロンプト例 | 具体的な指定 |
性別 | male, female, man, woman, girl, boy | 女性(woman )か男性(man )かを明確に指定する。 |
年齢 | young, old, 20 years old, teenager, 10 years old | 20 years old のように具体的な年齢を数字で入れることも可能。 |
人種 | Japanese girl, African American man, European woman | 「Japanese 」を加えると、日本人の特徴を反映した画像が生成されやすい。 |

顔のパーツと髪型:細部を決定づける重要単語
Midjourneyは細部の描写に強みがあるため、目や髪型などの顔のパーツを具体的に指示することで、画像のクオリティが劇的に向上します。
顔のパーツ | プロンプト例 | 具体的な描写 |
目 | big eyes, blue eyes, sad eyes, clear eyes, long eyelashes | キャラクターの印象を左右する最重要パーツ。 |
髪型 | long hair, short hair, bob cut, curly hair, braid, black hair | long black hair など、長さと色を組み合わせて指定する。 |
顔の形 | oval face, sharp jawline, round face | 顔の輪郭(フェイスライン)を指定する。 |
感情・表情のバリエーション:リアルな雰囲気の出し方
人物画像に感情を加えることで、単なるイラストではない「生きている感じ」を表現できます。
AIイラストプロンプトで表情を指定する重要な単語を以下に示します。
表情・感情 | プロンプト例 | 感情の種類 |
喜び | smiling, cheerful, happy, laughing | 笑顔や楽しい雰囲気を演出する。 |
怒り | angry, furious, intense gaze | 強い目線と怒りを表現し、ドラマチックな画像に最適。 |
悲しみ | sad, crying, lonely, melancholic | 悲しい雰囲気を持った人物像を作る。 |
照れ | blushing, shy, embarrassed | 顔が赤らんだ状態を表現し、可愛らしさを加える。 |

体形・服装を指定する詳細プロンプト例
Midjourneyによるファッションやキャラクターデザインは、体形と服装の詳細プロンプトで制御します。
これらの単語を組み合わせることで、現実世界のファッション雑誌のような画像も作成可能です。
体形・服装プロンプト | プロンプト例 | 具体的な指定 |
体形 | slim body, muscular, short, tall, thin | 体のサイズや筋肉量を調整する。 |
トップス | t-shirt, polo shirt, hoodie, blouse, jacket | 上半身の服(例:ブラウス、パーカー、ジャケット)を指定する。 |
ボトムス | jeans, shorts, skirt, mini skirt, leather pants | ジーンズやスカートなど、下半身の服を指定する。 |
靴 | sneakers, boots, high heels, sandals | スニーカーやブーツなど、靴の種類を指定する。 |
制服・コスプレ | school uniform, kimono, full plate armor, cyberpunk costume | 特定のジャンルやテーマ性のある服装を指定する。 |

プロンプトテンプレート集:画風と技法
画風の表現力を高める Midjourney スタイル
Midjourneyの表現力の豊かさは、画風(スタイル)プロンプトによって決まります。
知識として持っておくべき「Midjourney スタイル」のジャンルを紹介します。
ジャンル | スタイル単語 | 特徴と用途 |
写実 | photograph, realistic, cinematic photo, 4k | 風景やポートレートを高解像度の写真のように作る。 |
イラスト | drawing, manga, watercolor, ink sketch, ghibli style | アニメ、漫画、水彩画など、2D イラスト特有の表現。(AI イラスト プロンプト) |
芸術 | oil painting, abstract, impressionism, gothic, pop art | 歴史的な絵画スタイルや抽象的なアート作品の再現。 |
3D・デジタル | 3d render, unreal engine, isometric, pixel art | 3D モデリングやゲーム画面のようなデジタル的な質感。 |

色の組み合わせ・濃淡:意図した配色を実現するテクニック
「赤」や「青」といった単色の指定だけでなく、色彩の組み合わせや濃淡(トーン)を指示することで、画像の印象を自由に操作できます。
色彩の指定 | プロンプト例 | 表現の特徴 |
単色 | single color red, monochrome | 一色のみで構成するミニマルな表現。 |
組み合わせ | vibrant colors, blue and orange contrast, pastel tones | 対比色を使った鮮やかな表現や、中間色を使った穏やかな表現。 |
濃淡 | high contrast, low contrast, dark tones, soft tones | コントラストを強める(high contrast )ことで、画像に強い印象を与える。 |
特有な色 | iridescent, kaleidoscopic, blacklight, earth colors | 玉虫色(iridescent )やアースカラーなど、特有の色彩表現。 |

最新ツール活用と応用テクニック
Midjourney プロンプトジェネレーターおすすめ比較
プロンプトを考える時間を短縮し、アイデアを豊かにするためには、Midjourney プロンプト ジェネレーター(自動作成ツール)の活用がおすすめです。
2025年最新の人気ツールをランキング形式で比較します。
ランキング | ツール名 | 特徴とおすすめポイント | 用途 |
1位 | Midjourney 公式Docs(Style Guide) | 公式提供の膨大な単語一覧と作例。知識習得に最適。 | 画風・スタイルの探索 |
2位 | Prompt Mania | 視覚的なインターフェースでパラメータや画風を簡単に組み合わせられる。 | 初心者の簡単作成 |
3位 | ChatGPT / Claude など LLM | 「〇〇を描くためのプロンプトを作って」と依頼することで、文章構造を提案。 | アイデア出しと構文作成 |
Midjourneyの公式サイト(Docs)には、画像生成AIのプロンプト作りの参考になる膨大な情報が掲載されているので、ぜひ一度、ご覧になってみてください。
【サイト外リンクの提案(3個)】
- https://docs.midjourney.com/
- Prompt Mania へのリンク (例:<a href=”https://promptmania.com/“>Prompt Mania</a>)
- ChatGPT (OpenAI) 公式サイトへのリンク (例:<a href=”https://openai.com/chatgpt“>ChatGPT (OpenAI)</a>)
Midjourney プロンプト 例:人気イラストレーターの画風再現テクニック
特定の人気イラストレーターや画家の作風を再現したい場合、その人物の名前をプロンプトに加えるのが最も簡単な方法です。
(ただし、著作権には十分注意が必要です。)
再現したい画風 | プロンプト例 | 特徴 |
スタジオジブリ風 | a girl in the forest, ghibli style, cinematic color | 宮崎駿監督作品のような温かい雰囲気と精緻な背景描写。 |
ゴッホ風 | a starry night over the city, oil painting, by vincent van gogh | 渦巻く筆遣いと鮮やかな色彩が特徴の印象派のスタイル。 |
日本の浮世絵風 | japanese ukiyo-e style, woodblock print, clear lines, high detail | 葛飾北斎などの浮世絵の特徴的な構図と色調を再現。 |
Google スプレッドシートにエクスポート

AIイラスト プロンプトを探す効率的な情報収集方法
Midjourneyのトレンドは時間と共に変化します。最新のAIイラスト プロンプトを効率的に探すための情報収集方法を紹介します。
- Midjourney 公式Discord: 他のユーザーの生成画像とプロンプトが公開されている最大の情報源です。
- X(旧Twitter)・YouTube: 「
#midjourney
」「#AI イラスト
」のハッシュタグで検索すると、最新のプロンプト例や解説動画が見つかります。 - Prompt 投稿サイト: PromptBaseなど、プロンプトの売買が行われる専門サイトでは、高品質な有料プロンプトも入手可能です。

バージョン(--v)の違いと最新トレンド(2025年)
Midjourneyの画像生成モデルは進化を続けており、
--v
パラメータでバージョンを指定することが可能です。
2025年現在の最新トレンドは、V6 モデルの活用です。
バージョン | コマンド | 特徴 |
V6 (最新) | --v 6.1 | 極めてリアルな写実性と、より詳細なプロンプト解釈能力を持っている。長文の指示にも対応。 |
V5 | --v 5.2 | V6 登場前の主流。V6 と比べて芸術性が強く、独特の雰囲気が得られる場合もある。 |
V6 モデルは、従来のモデル以上に「プロンプトを忠実に解釈する」という特徴があります。
そのため、抽象的な表現を避けましょう。
具体的な単語を羅列する方法が、さらに重要になっています。
構図とアングルのプロンプトテクニック
シネマティックな画角を決定づける構図系プロンプト
Midjourneyで高品質な画像を作るためには、構図とアングルの指定が不可欠です。
映画のようなシネマティックな表現を実現する構図系プロンプトを紹介します。
構図 | プロンプト例 | 視点と効果 |
全身(Full Body) | full body shot, standing in the middle, looking away | 人物の足から頭まで全体を写し、服装や体型を見せる。 |
ハイアングル(High Angle) | high angle, looking down from the top, wide view | 上から見下ろす構図で、被写体を小さく見せる効果。 |
ローアングル(Low Angle) | low angle, looking up from below, dramatic shot | 下から見上げる構図で、被写体を雄大に強調する効果。 |
バストアップ | medium shot, chest up, neutral expression | 胸から上を写す構図で、情報伝達やニュース画像に最適。 |
Google スプレッドシートにエクスポート
レンズ効果を再現するパラメータ応用術
Midjourneyでは、カメラの「レンズ」効果をプロンプトで再現することも可能です。これらの単語を使って、写真特有の雰囲気を加えることができます。
レンズ | プロンプト例 | 効果と特徴 |
魚眼レンズ | fisheye lens, ultra wide, spherical perspective | 広い視野を歪ませ、ユニークな視覚効果を得る。 |
望遠レンズ | long lens, shallow depth of field, compressed background | 被写体の後ろの背景が圧縮され、遠近感が失われる効果。 |
広角レンズ | wide angle lens, deep depth of field, expansive view | 広い範囲を写し込むことができ、奥行きが強調される。 |
光の反射と質感を描写する上級テクニック
Midjourneyのリアルな画像は、「光の反射」と「質感」の緻密な描写によって作られます。上級者が使っている単語を紹介します。
描写 | プロンプト例 | 効果と特徴 |
質感 | textured paper, cracked glass, polished metal, smooth skin | 紙や金属など、被写体の表面の材質感を詳細に表現する。 |
反射 | strong reflection on the floor, refraction, glass light effect | 水やガラスに光が反射・屈折する様子を描写し、リアル感を高める。 |
発光 | glowing, iridescent, neon light, luminous | 被写体自身が光を発しているような幻想的な表現。 |

Midjourney クオリティを決める応用テクニック
Midjourney クオリティ向上に必須のパラメータ例
画像のクオリティ(品質)は、プロンプトの内容に加えて、パラメータで決定的に決まります。Midjourney クオリティを最大限に高めるための必須パラメータを再確認します。
パラメータ | コマンド | 効果と推奨理由 |
スタイル化強度 | --s 750 (推奨) | 高い数値は芸術性を高めるが、低い数値はプロンプトをより忠実に再現する。高品質イラストなら 500~1000 がおすすめ。 |
解像度指定 | 4k, 8k, 16k | プロンプト内で高解像度を指定することで、細部の描写が格段に向上する。 |
ネガティブプロンプト | --no text, blur, low quality, deformed | 意図しない要素や低品質の原因を徹底的に除外する。 |
Midjourney パラメータ応用:--tile と --style
基本パラメータに加えて、独自性の高い表現を可能にする応用パラメータを紹介します。
--tile
(タイリング): 画像を継ぎ目なく並べて大きなテクスチャや壁紙を作成するためのパラメータです。--tile
を加えると、生成画像の左右と上下が完璧に繋がる画像を作れます。--style
(カスタムスタイル): Midjourneyには--style c
や--style a
など、内部的に定義された様々なスタイルがあります。これらを組み合わせることで、通常のプロンプトでは得られない特有の雰囲気を付与できます。

Midjourney プロンプト テンプレートを活用した応用例
プロンプトテンプレートを活用すると、何もない状態から作り始めるよりも遙かに効率的に画像生成が進められます。
テンプレート | プロンプト構造 | 応用例 |
シネマティックポートレート | [主題], [表情], [構図], [照明], [スタイル], [クオリティパラメータ] | young girl, smiling, close-up, soft morning light, photorealistic, --ar 9:16 --v 6.1 |
幻想的な風景 | [場所], [雰囲気], [画風], [色調], [ネガティブプロンプト] | secluded forest, deep fog, fantasy illustration, dark green tones, --no person, road |
ポップな製品アイコン | [製品], [スタイル], [色], [構図], [パラメータ] | a cute cat icon, pop art style, vibrant pink and blue, isometric, 3d render, --ar 1:1 |

Midjourneyの料金と利用規約に関する質問
Midjourneyは無料で利用可能か?最新の料金プラン
Midjourneyは以前は無料トライアルが提供されていましたが、2025年現在は基本的に有料プランのみの提供となっています。
収益化を目指すあなたにとって、有料プランへの加入は必須事項です。
プラン | 料金(月額) | 商用利用の可否 | 特徴 |
Basic | $10 程度 | 可能 | 個人の趣味や副業利用に最適。生成時間に制限あり。 |
Standard | $30 程度 | 可能 | 商用利用の主流。生成時間が大幅に増加。 |
Pro | $60 程度 | 可能 | 高速生成と、画像を非公開にできるステルスモードが利用可能。 |
最新の料金やプランの詳細は、Midjourney 公式サイトで確認してください。
【サイト外リンクの提案(1個)】
Midjourneyで生成した画像は商用利用できるか?
Midjourneyで生成した画像の商用利用は、有料プラン(Basic 以上)に加入している限り、原則的に可能です。
しかし、商用利用に関しては著作権の問題が常に伴います。
- 著作権の帰属: 有料会員が生成した画像の権利は、基本的にユーザー自身に帰属します。
- 著作権侵害のリスク: 特定のアーティストの名前や既存のキャラクター名をプロンプトに使って生成した画像を商用利用すると、著作権侵害となる可能性があるため、細心の注意が必要です。

プロンプトの著作権:コピペ利用の注意点
プロンプト自体に著作権が発生するかどうかは、「創作的な表現」と認められるか否かで判断が分かれます。
しかし、他の人が作ったプロンプトをコピペ利用する際には、以下の点に注意が必要です。
- Midjourneyの公開設定: 通常、他のユーザーのプロンプトと画像は公開されているため、コピペ自体は規約違反とはなりにくいです。
- 盗用と倫理: プロのクリエイターが苦心して作ったプロンプトを丸写しして商業的な利益を得る行為は、倫理的に問題があると見なされる可能性があります。
- ステルスモード: 自身のプロンプトの盗用を防ぐためには、Pro Plan 以上で提供されるステルスモードを活用することが最も確実な方法です。
理想の画像生成へのロードマップ
Midjourney プロンプトをマスターして創造性を解き放つ
Midjourneyのプロンプトは、単なる「呪文」ではなく、あなたの脳内の「イメージを言語化するスキル」そのものです。
この記事で解説した知識とコツを実践することで、あなたの画像生成スキルは飛躍的に向上するでしょう。
最後に、理想の画像生成へのロードマップを再確認します。
- 知識(基礎): プロンプトの4大要素(主題、詳細、スタイル、パラメータ)を理解する。
- コツ(実践):
--no
や::
ウェイトを使って、生成画像の精度を調整する。 - テンプレート(応用): 画風、構図、照明などの目的別 テンプレートを活用し、効率的に試してみる。
- 鮮度(最新):
--v 6.1
モデルの特性を理解し、最新のトレンド情報(ジェネレーターなど)を追跡する。

Midjourneyの画風を決める詳細スタイル一覧
画風系のプロンプトを深掘りし、さらに詳細なテイストを表現するスタイルを紹介します。
詳細スタイル | プロンプト例 | 特徴と表現 |
ステンドグラス | stained glass, vibrant colored, gothic style | 教会の窓のような、光を通した美しい色表現。 |
鉛筆スケッチ | pencil sketch, line art, on paper, high detail | 鉛筆で描かれたような線画と質感。 |
チョークアート | chalk drawing, on a black wall, street art style | チョーク特有の粉っぽい質感とストリートアートの雰囲気。 |
水中写真 | underwater photograph, soft blue light, mysterious, with bubbles | 水中から見上げたり、水中を漂う雰囲気を表現。 |

Midjourney パラメータを使った効率的な画像生成
Midjourneyの活用スキルを向上させるために、パラメータを使った効率的なテスト方法を紹介します。
--stylize
(--s
) の比較:--s 100
と--s 1000
を比べることで、AIの創作的な解釈が画像に与える影響を確認できます。--chaos
(--c
) の活用:--c
パラメータは、生成画像の多様性を制御します。高い数値を設定すると、一度の生成で様々なバリエーションを得られます。(アイデア出しに最適)- シード値(
--seed
) の固定: 良い画像が作れた時は、--seed
値を控えておくことで、似た雰囲気の画像を何度でも作り直せます。

AI イラストプロンプト人気単語ランキング
Midjourney 利用者が特に良く使っている人気のAI イラストプロンプト(単語)をジャンル別に紹介します。
ジャンル | 単語 | 使用頻度が高い理由 |
クオリティ | ultra detailed, high quality, 4k/8k/16k | 生成画像の鮮明さと細部描写を確実に向上させる。 |
スタイル | cinematic, photorealistic, anime, cyberpunk | 画像全体の雰囲気を決定づける強力な単語。 |
照明 | dramatic lighting, volumetric lighting, neon glow | 感情表現や空間演出に不可欠で、クオリティに直結する。 |
構図 | wide shot, close-up, isometric, full body shot | 視点と被写体の関係を明確に指示できる。 |

初心者向け:Midjourney スタイルの選び方と応用方法
Midjourneyのスタイル選びに悩んだら、「表現したい雰囲気」を軸に選ぶことがおすすめです。
- リアルさ重視:
photorealistic, cinematic photo, shot on Canon R5
- 芸術性重視:
oil painting, by [画家名], abstract
- ポップさ重視:
pop art, kawaii, vibrant colors

AIイラストプロンプト作成の著作権と倫理的な注意点
AI イラスト プロンプトを作成する際の法的・倫理的な注意点を再確認します。
- 特定の作家名の乱用: 著作権侵害の直接的な証拠とはなりませんが、商業利用の際は、特定の作家名をプロンプトに入れることは避けるのが賢明です。
- アダルト表現の制限: Midjourneyの規約では、過度なアダルトコンテンツの生成は厳しく禁止されています。アカウント停止の原因となるため、規約に沿った利用を心がけましょう。
