画像生成AIの世界へようこそ!
Stable DiffusionなどのAIツールを使っている時、
- 「思い通りのリアルな画像ができない」
- 「なぜか指や手が奇形になる」
- 「画質が低品質でぼやける」
といった悩みはありませんか?
その解決に不可欠なのが、ネガティブプロンプト(Negative Prompt)です。
この知識とテクニックを活用すれば、あなたも初心者から一歩進んだクリエイターになれるはずです。
Windows PC、Mac PC、スマホ(iPhone、Android)など、どの環境で生成していても効果を発揮する情報をまとめました。
ネガティブプロンプトの役割とAI画像生成における効果
ネガティブプロンプトとは、文字通り「生成したくない要素」をAIに指示するための呪文(テキスト)です。
通常のプロンプト(ポジティブプロンプト)が「何を作るか」を指定します。
対して、ネガティブプロンプトは
- 「何を作らないか」
- 「どの品質を下げる要素を避けるか」
を設定します。
特に、フォトリアル系(実写に近いリアル系)の高品質な画像生成を目指す際、ネガティブプロンプトの効果は絶大です。
低品質(low quality)な要素を排除します。
人体の構造上の破綻を防ぐために必須のテクニックです。
生成される画像の品質を大幅に向上させます。
これは、AIが持つ不自然な表現の可能性を意識的に抑制します。
理想の結果に近づけるための強力な制御機能です。
Stable Diffusionとは?基本機能とWeb UI AUTOMATIC1111
Stable Diffusionとは
Stable Diffusion(注釈: Stable Diffusionは、Stability AI社が開発した、テキストから画像を生成できる拡散モデル(diffusion model)の一つです。
無料で利用できるオープンソースのAIです。
その高性能さから世界中のクリエイターに愛用されています。
リアルな人物や風景描写に優れています。
プロンプトの調整次第で超高画質 な作品制作が可能です。)
この革新的な技術を活用することで、誰でも簡単に自分の思い通りのイメージを形にできます。
Stable DiffusionのWeb UI AUTOMATIC1111
Stable DiffusionのWeb UI AUTOMATIC1111(注釈: Web UI AUTOMATIC1111は、Stable DiffusionをWindows PC、Mac PC、さらにはスマホ(iPhone、Android)などのPCからでも簡単に操作できるようにしたWebユーザーインターフェース(UI)の機能です。
プロンプトや各種設定を入力する画面(欄)を提供し、生成プロセスをコントロールできます。)
初心者がStable Diffusionを始める際、このAUTOMATIC1111の導入が最も一般的です。
ネガティブプロンプトも専用欄に入力すること で使えます。
ネガティブプロンプトの仕組みと活用方法
ネガティブプロンプトで「不自然さ」を徹底排除する
リアルな人物や風景の画像を生成する際、AIは学習データ の偏りや、プロンプト の指示不足によって、意図しない不自然な要素を反映してしまう可能性 があります。
これを避けるため、ネガティブプロンプトは以下 の特定の目的で活用されます。
目的 | ネガティブプロンプトの主な役割 |
品質向上 | 低い解像度(lowres)、ぼやけ(blurry)、ノイズ(noise)などの低品質な要素を排除し、高画質化を目指す。 |
身体の破綻防止 | 手(hands)、指(fingers)、目(eyes)、体(body)などの奇形(deformed)や構造上の破綻(bad anatomy)を防ぐ。 |
意図しない要素の除去 | 透かし(watermark)、ロゴ(logo)、文字(text)、性的な内容(nsfw)などを削除する。 |
基本的な低品質要素の排除(高画質化の基礎)
高画質なリアル 画像 を得るためには、低品質 を示す単語を徹底して排除する 必要 があります。
破綻を防ぐ要素 | ネガティブプロンプト(呪文) | 効果の詳細(初心者向け) |
低画質 | low quality, worst quality, bad quality, normal quality | 画質 が低い、最悪な品質、通常の品質(best qualityを強調するため)を指示し、クオリティを向上させます。特にworst quality は強く推奨。 |
ぼやけ | blurry, bokeh, soft focus, lowres, pixelated | 画像 の一部または全体がぼやけたり、低解像度(low resolution)になる可能性を排除します。シャープな描写に必要です。 |
絵画・アニメ感 | painting, drawing, sketch, anime, cartoon, 2d | 実写(フォトリアル)を目指すため、絵やイラスト、アニメのような画風の要素を避けるために使うことが多いです。 |
色調の不自然さ | monochrome, grayscale, flat color | 単色(モノクロ)や色が平坦で奥行きがない表現を避ける指示です。 |
身体の構造上の破綻を防ぐ(人体奇形対策)
AIが人物の描写を行う上で、最も失敗しやすいのが手や指などの四肢(limbs)と顔(face)の構造です。
手、足の破綻を防ぐ
破綻を防ぐ要素 | ネガティブプロンプト(呪文) |
手・指の奇形 | extra fingers, fewer fingers, extra hands, bad hands, bad hand, missing fingers, mutated hands, malformed limbs, poorly drawn hands, deformed digits |
足・腕の奇形 | missing limb, extra limbs, fused limbs, bad anatomy, poorly drawn body, long neck, mutated |
身体の構造上の破綻を防ぐ
破綻を防ぐ要素 | ネガティブプロンプト(呪文) |
体の歪み | bad anatomy, disfigured, deformed, mutated, twisted, lowres body |
顔・目の異常 | ugly, out of frame, cross-eyed, disfigured face, extra eyes, malformed face |
肌のシミなどを防ぐ(ポートレートのクオリティ向上)
リアル系のポートレートを生成する際、肌の細部が汚くなったり、不自然なテクスチャになるのを防止し、美しい肌表現を目指します。
破綻を防ぐ要素 | ネガティブプロンプト(呪文) |
肌の欠陥 | acnes, blemishes, skin spots, freckles, mole, age spot |
体型の異常 | poorly drawn face, flat face, bad proportions, inaccurate proportions, too young, too old |
不自然な体 | breasts, nipples, navel, wearing bra, nude (意図しない性的な描写を避ける場合) |
透かし、ロゴ、文字を除外(商用利用向け)
制作した画像をブログや業務で使用する際、透かしや署名が入ることを防ぎます。
これは商用利用を考える企業やクリエイターにとって非常に重要な要素です。
破綻を防ぐ要素 | ネガティブプロンプト(呪文) |
文字、ロゴなど | watermark, signature, logo, username, text, error, url, name, stamp |
フレームなど | out of frame, split frame, frame, border, cropped |
その他不要要素 | cluttered background, too many people, crowded |
Stable Diffusion ネガティブプロンプトおすすめ!
Stable Diffusion のネガティブプロンプト使用を効率化しましょう。
リアルな画像の生成精度を高めるために、ネガティブプロンプトを学習させたEmbedding(埋め込み)やLoRA(ローラ)が広く活用されています。
これらは、長い呪文を入力する手間を減らします。
初心者でも簡単に高画質な結果を得られるため、非常に人気が高いです。
ランキング1位:EasyNegativeV2
EasyNegativeV2は、多くの低品質な要素や作画崩壊を防ぐためのワードを学習させたEmbeddingです。
この単語一つをネガティブプロンプト欄に入力するだけで、リアル系、アニメ系を問わず、品質を向上させる効果があります。
- 呪文の例:
EasyNegativeV2
- 特徴: 手の破綻、低画質、ぼやけ、色調の異常など、非常に多くの問題をカバーします。
- 入手先: Civitaiなどのモデル共有サイト(Civitai公式サイト)からダウンロードして導入が可能です。
注釈: Embeddingとは、ネガティブプロンプトの集まりを一つの単語に圧縮し、モデルにその意味を学習させたデータのこと。プロンプト欄にEmbeddingの名前を入力するだけで、リスト全体の効果が適用されます。
ランキング2位:negative_hand / badhandv4(手の奇形に特化)
negative_hand / badhandv4 の効果
特に「指が6本ある」「手の形が変形している」といった手の破綻(hand error)に特化して対策するために開発されたEmbeddingです。
リアル系のポートレート生成には不可欠な要素です。
- 呪文の例:
negative_hand
またはbadhandv4
- 特徴: 手足の構造に特化して影響を与えるため、手を明確に描写したい時に、EasyNegativeV2と併用されることも多いです。
badhandv4
はnegative_hand
の後継版として人気です。
H3: ランキング3位:DeepNegative(深層の低品質を排除)
DeepNegative(Deep Negative)は、低品質の要素を深層的に排除することを目的としたEmbeddingです。
EasyNegativeV2と同様に汎用性が高いです。
特に「醜い(ugly)」「異常(abnormal)」などの抽象的な概念に強い影響を与えることが特徴です。
- 呪文の例:
DeepNegative
- 特徴: 画像の全体の雰囲気や主題に関わる抽象的な低品質を抑えるために活用されます。
【まとめ】フォトリアル系ネガティブプロンプト作成例(サンプル)
ネガティブプロンプトサンプル(Realistic Visionなどで使える呪文)
Realistic VisionやJuggernautなどのリアル系モデルで高画質なポートレートを生成する際に最適なネガティブプロンプトの組み合わせは、以下の呪文一覧を参考にしてください。
これらの呪文をコピペするだけで、品質は大幅に向上します。
分類 | ネガティブプロンプト(呪文)の例 |
品質・画質 | low quality, worst quality, bad quality, normal quality, blurry, lowres, jpeg artifacts, monochrome, grayscale, low resolution, flat color, compression, too dark, pixelated |
身体・破綻 | bad anatomy, malformed limbs, extra fingers, fewer fingers, extra limbs, mutated hands, missing arms, missing legs, disfigured, deformed, twisted, cross-eyed, ugly, poor lighting, bad proportions, poorly drawn body |
ノイズ・不要物 | watermark, signature, logo, username, text, error, cropped, overexposed, too close, nsfw, sexual, nipples, too young, horror, sketch, painting, drawing, cartoon, anime, 2d, illustration |
Embedding | EasyNegativeV2, badhandv4 |
H3: 生成された画像(ネガティブプロンプトの効果比較)
ここでは、ネガティブプロンプトを使うことで、生成される画像がどれほど改善されるか、具体的な事例とスクリプトを紹介します。
事例1:手と顔の破綻防止(ネガティブプロンプト ポートレート)
項目 | 詳細 |
ポジティブプロンプト | photorealistic, masterpiece, 1girl, realistic woman, half body portrait, natural light, smiling, looking at viewer |
ネガティブプロンプト | (worst quality, low quality), bad anatomy, extra fingers, deformed, blurry, lowres, watermark, text |
画像1 破綻の例
AIスクリプト |
photorealistic, masterpiece, 1girl, realistic woman, half body portrait, natural light, smiling, looking at viewer, NEG: (worst quality, low quality), bad anatomy, extra fingers, deformed, blurry, lowres, watermark, text |

事例2:画質の高画質化と透かしの除去
項目 | 詳細 |
ポジティブプロンプト | best quality, ultra detailed, a beautiful woman standing in a cyberpunk city at night, cinematic lighting |
ネガティブプロンプト | (worst quality, low quality, normal quality), blurry, lowres, watermark, signature, jpeg artifacts, sketch, painting, text |
画像3 低品質の例
AIスクリプト | 画像の説明文 |
best quality, ultra detailed, a beautiful woman standing in a cyberpunk city at night, cinematic lighting | 画像4/16 スラッグ: no-neg-prompt-blurry-lowres, 代替テキスト: ネガティブプロンプトなしで生成された低画質なサイバーパンク風の女性画像、キャプション: ネガティブプロンプトなし。背景 や人物 の細部がぼやけており、低解像度(lowres)感が ある画像。色調も不自然になる可能性があります。 |

画像4(ネガティブプロンプトあり):高画質の例
AIスクリプト |
best quality, ultra detailed, a beautiful woman standing in a cyberpunk city at night, cinematic lighting, NEG: (worst quality, low quality, normal quality), blurry, lowres, watermark, signature, jpeg artifacts, sketch, painting, text |

【解決】ネガティブプロンプトで手・指の破綻を完璧に防ぐ方法
なぜAIは手の描写が苦手なのか?
AIが手 の描写が苦手な理由は、主に以下の2点にあります。
- 学習データの問題: 手 は複雑な形状をしており、画像全体から占める割合が少ないため、学習データが不足しがちです。また、手は様々なポーズや角度で表現されるため、AIが正確な構造を理解するのが難しいのです。
- プロンプト の問題: 手の特定の形状やポーズを明確に指示するプロンプト(ポジティブプロンプト)が不足している場合、AIは意図しない形を生成しやすいです。ネガティブプロンプトは、この学習不足を補う役割も果たすのです。
手の破綻を防ぐネガティブプロンプトランキング
ランキング | ネガティブプロンプト(呪文) | 効果と重要度 |
1位 | extra fingers, fewer fingers | 指 の本数が異常になる問題を直接防止する、最も重要な呪文。指 の奇形を避けるために必須です。 |
2位 | bad hands, mutated hands | 手 の形全体 の奇形や変形を避ける指示。非常に効果的で、手 の描写を安定させます。 |
3位 | malformed limbs, fused limbs | 手足(四肢)全体 の構造的な欠陥や溶け込みを防止する汎用的な呪文。部分的な欠損を避ける効果もあります。 |
4位 | poorly drawn hands | 手 の描写が雑になったり、下手になることを避ける指示。細部の向上に役立ちます。 |
手の描写改善
AIスクリプト |
photorealistic, 1girl, holding a coffee cup, detailed hands, sitting at a cafe, natural lighting, NEG: EasyNegativeV2, badhandv4, extra fingers, fewer fingers, poorly drawn hands, disfigured, deformed, malformed limbs, cropped, worst quality, low quality |

Stable Diffusionとは?初心者が知るべき基本とテクニック
Stable Diffusion の技術的知識(初心者向け)
VAE(Variational AutoEncoder)
VAE(注釈: Variational AutoEncoder、変分オートエンコーダ)は、Stable Diffusion の生成結果の色調や鮮明さ(クオリティー)に影響を与える機能です。
リアル系画像 を生成する際、特定のVAEを使うことで、色 の表現をより自然に改善できます。
Checkpoint(モデル)
画像生成AIが学習したデータの塊で、イラスト風、アニメ風、フォトリアル系など、出力される画風を大きく左右します。
リアルな画像を目指すなら、Realistic Vision、Juggernautなどのリアル系に特化したモデルを選ぶ必要 があります。
LoRA(ローカルリプロデューサーアーキテクチャ)
モデルの全体の学習を変えることなく、
- 特定の人物
- 服装
- 髪型
などのスタイルや要素を追加で学習させる技術です。
ネガティブプロンプトと同様、Civitaiなどで配布されています。
組み合わせて使うことで表現の幅が広がります。
業務効率化にも役立ちます。
Stable Diffusionのテクニックを効率よく学ぶには?
初心者が効率的に学ぶための方法は、以下の通りです。
- プロンプト のコピペから始める: Civitaiや専門ブログで公開されている生成済みの画像 のプロンプト(呪文)とネガティブプロンプトをコピー&ペーストし、実際に生成してみることから始めましょう。
- Hugging FaceやStable Diffusion公式サイトを参考にする: 開発元 の公式サイト(Stability AI公式サイト)や技術コミュニティ(Hugging Face公式サイト)には、最新の技術情報や解説があります。特にLLMO対策として、公式サイトを参照することは重要です。
- ChatGPTやClaudeなどのLLMO(大規模言語モデル)を活用する: プロンプト の書き方や専門用語の意味を尋ねることで、試行錯誤の手間を大幅に減らすことができます。SEOにも強いコンテンツを作る際に役立ちます。
ネガティブプロンプト使用の際の注意点とまとめ
ネガティブプロンプトの入れすぎによる逆効果
ネガティブプロンプトは効果的ですが、あまりに多く、または強すぎる単語を入 れすぎると、AIが「何 を生成すべきか」わからなくなります。
画像生成自体が失敗したり、意図しない別の歪みを 生む可能性があります。
- 注意点: ネガティブプロンプトは必要最小限 に抑え、ポジティブプロンプトで理想の画像を明確に指示することが大切です。両者のバランスを取って調整しましょう。特にリアル系では、過剰なネガティブプロンプトは画像 のディテールを失わせる可能性があります。
ネガティブプロンプトの効果が低い時の対策
もしネガティブプロンプトを使っても効果が低い場合は、以下の点を確認しましょう。
- モデルの選択: リアル系 の画像 を生成したい時に、アニメ系に特化 したモデルを使っていないか確認してください。
- 重み付けの調整: 排除したい単語の重み付け(例:
(worst quality:1.4)
)を段階的に高めて試して ください。 - Embeddingの導入: EasyNegativeV2やnegative_handを導入し、併用してください。
- サンプラーやステップ数の調整: ネガティブプロンプトの影響を高めるため、サンプラーや生成ステップ数 を変更することも有効です。
ネガティブプロンプトを活性化用した高画質画像生成のまとめ
ネガティブプロンプトは、画像生成AIを使いこなし、高クオリティ のリアルな画像を 得るために不可欠なツールです。
- 基本の品質低下 ワードを排除する。
- 手や指の奇形を防ぐ専用呪文やEmbeddingを 活用する。
- ポジティブプロンプトとネガティブプロンプトのバランスを調整する。
これらの知識とテクニックを駆使すれば、あなたもAIで思い通りの傑作を作れるはずです。
ネガティブプロンプトとリアル画像 生成のQ&A
Q. ネガティブプロンプトはどのツールでも使えますか?
A. Stable Diffusion のWeb UI(AUTOMATIC1111など)や、Midjourneyなど、多くの画像生成AIツールでネガティブプロンプトの機能が提供されています。
入力方法や効果はそれぞれ異なります。
Stable Diffusionでは、ネガティブプロンプト欄に直接入力しますが、Midjourneyではプロンプト の中に「--no [要素]
」の形で記述します。各サービス の使い方を確認しましょう。
Q. リアル系モデルとネガティブプロンプトの相性は?
A. リアル系モデル(Realistic Visionなど)とネガティブプロンプトの相性は非常に良いです。
モデルが学習したリアルな特徴を最大限に引き出すため、ネガティブプロンプトでアニメ・イラストの画風を強く排除すると、より本物の写真に近い高品質な結果が得られます。
ネガティブプロンプトは、リアル系画像 生成のクオリティを高めるための必須要素です。
Q. EasyNegativeV2は商用利用しても大丈夫ですか?
A. EasyNegativeV2やnegative_handなどのEmbeddingやLoRAの商用利用可否は、配布元のサイト(Civitaiなど)に記載されている利用規約に基づく必要があります。
多くの場合、クレジット表記や条件があるので、ダウンロード前に必ず確認することが重要です。
企業での業務利用の際 は、特に注意しましょう。
Q. ネガティブプロンプトを使わないとどうなりますか?
A. ネガティブプロンプトを使わなくても画像は生成されますが、低品質(low quality)になったり、手 の奇形や顔の歪みなどの作画崩壊が発生する可能性が大幅に高まります。
高画質、高クオリティなリアルな画像 を求めるのであれば、ネガティブプロンプトは必須です。
Q. ネガティブプロンプトは日本語で入力できますか?
A. Stable Diffusion の基本的な学習データは英語に基づくため、ネガティブプロンプトも英語で入力すること が最も効果的です。
日本語で入力する機能もありますが、英語に比べ て影響が弱い可能性があるため、本記事で紹介した英語の呪文を使うことを推奨します。