「あれ?いつからこんなところにほくろが?」
手のひらに突然現れたほくろは、誰しもが一度は経験するかもしれません。
しかし、
- その原因
- 悪性腫瘍の可能性
など、気になることも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、手のひらにできるほくろについて、
- 原因や特徴
- いつ病院へ行くべきか
などをわかりやすく解説していきます。
目次
なぜ手のひらにほくろができるの?
手のひらにほくろができる原因は、まだ完全には解明されていません。
しかし、以下の要因が考えられています。
ホルモンバランスの変化
- 思春期
- 妊娠期
など、ホルモンバランスが大きく変化する時期に、ほくろが増えたり大きくなったりすることがあります。
遺伝
家族にほくろが多い場合。
遺伝的な要素が影響している可能性があります。
摩擦や刺激
手のひらは頻繁に摩擦や刺激を受けています。
その影響でほくろができることがあります。
日焼け
紫外線は、皮膚にメラニン色素を生成します。
ほくろを形成する原因の一つと考えられています。
手のひらにできたほくろが気になる場合
手のひらにできたほくろが気になる場合は、以下の点に注意して観察しましょう。
大きさの変化
時間が経つにつれて、ほくろが大きくなったり小さくなったりする場合は注意が必要です。
色の変化
ほくろの色が
- 黒色から褐色、赤色、白色などに変化した
- 周囲の皮膚との境界が不明瞭になった
こんな場合も注意が必要です。
かゆみやかゆみの有無
ほくろがかゆみや痛みを伴う場合は、悪性腫瘍の可能性があります。
出血
ほくろから出血する場合は、すぐに医師に相談しましょう。
手のひらにできたほくろが悪性腫瘍の可能性はある?
手のひらにできるほくろの中には、悪性黒色腫という悪性腫瘍になる可能性があるものもあります。
特に、以下の特徴を持つほくろは注意が必要です。
- 非対称: ほくろの形が左右対称でない
- 境界が不規則: ほくろの周囲の皮膚との境界がはっきりしない
- 色が不均一: 黒色だけでなく、褐色、赤色、白色などが混ざっている
- 直径が6mm以上: ほくろの直径が6mmを超えている
いつ病院へ行くべき?
以下の場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
- 新しいほくろができた
- 既存のほくろが大きく変化した
- ほくろがかゆみや痛みを伴う
- ほくろから出血する
- ほくろが盛り上がっている
手のひらにできたほくろは、必ずしも悪性腫瘍ではありませんが、放置しておくと危険な場合もあります。
少しでも気になることがあれば、早めに皮膚科を受診しましょう。
専門医に診てもらうようにしましょう。
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