ほくろの除去には、レーザー治療が一般的です。
レーザー治療には、さまざまな種類があります。
近年注目されているのがピコレーザーです。
ピコレーザーは、従来のレーザー治療よりも短い時間でほくろを除去できるため、ダウンタイムが短く、痛みも少ないのが特徴です。
医療現場で10年以上携わってきたからこそ伝えたい内容をわかりやすく解説します。
レーザー治療関連記事。
炭酸ガスレーザーでほくろやイボを除去する方法|保険適用の条件やリスクを解説
そこで、今回は、
- ピコレーザーによるほくろ除去の方法や効果
- メリット・デメリット
について解説します。
目次
ピコレーザーとは
ピコレーザーは、レーザーの照射時間の単位であるピコ秒(1000分の1兆秒)で照射するレーザーです。
従来のレーザー治療では、ナノ秒(10億分の1秒)で照射していました。
ピコレーザーは、短い時間で照射することで、メラニン色素を細かく砕きます。
排出させることができます。
そのため、従来のレーザー治療よりも、色素沈着や赤みが残りにくいのが特徴です。
ピコレーザーによるほくろ除去の効果
ピコレーザーによるほくろ除去の効果は、以下のとおりです。
- ダウンタイムが短い(約1週間)
- 痛みが少ない
- 色素沈着や赤みが残りにくい
- 再発のリスクが低い
ピコレーザーと炭酸ガスレーザーの違い
ピコレーザーと炭酸ガスレーザーは、どちらもほくろ除去に使用されるレーザーですが、以下の違いがあります。
項目 | ピコレーザー | 炭酸ガスレーザー |
---|---|---|
レーザーの波長 | 755nm | 1064nm |
照射時間 | ピコ秒 | ナノ秒 |
効果 | 色素沈着や赤みが残りにくい | ほくろの深さまで除去できる |
ダウンタイム | 短い(約1週間) | 長い(約1ヶ月) |
痛み | 少ない | ある |
再発のリスク | 低い | 高い |
東京で取り放題プランのあるクリニック
東京で取り放題プランのあるクリニックは、以下のとおりです。
- 湘南美容クリニック
- TCB東京中央美容外科
湘南美容クリニック
切らないイボ・ほくろ取り放題プランがあります。
治療法:炭酸ガスレーザー
こんな人におすすめ。
- 隆起したイボも取りたい
- 傷を残したくない
治療後のアフターケア
- 施術後10日間は、テープを貼ります。
- かさぶたが自然にはがれるのは、3ヶ月~6ヶ月程度かかります。
料金
10個まで | 81,000円 |
2㎜以下 | 9,800円 |
4㎜以下 | 14,800円 |
6㎜以下 | 19,800円 |
6㎜以上1㎜あたり | 2,000円 |
TCB東京中央美容外科
- ピコレーザー治療
- 電気メスによる電気分解法
- 切開法
- くり抜き法
4つの選択肢があります。
施術時間 | 10分 |
通院 | 不要(日帰り治療) |
切開法の抜糸 | 術後5~7日 |
術後の注意点 | シャワー:患部以外は、当日から可能 |
入浴 | 切開法の場合は、抜糸後から可能 |
メイク | テープの上からであれば、当日から可能 |
副作用やリスク | 腫れや内出血は1週間ほど 半年程度で赤みやくぼみがおちつく |
注意事項として、日焼け止めをしておくことが大切です。
【料金】
電気メス
2㎜以下 | 4,980円 |
4㎜以下 | 7,640円 |
6㎜以下 | 10,200円 |
レーザー治療
1㎜以下 | 4,900円 |
1㎜あたり | 9,800円 |
切開法・くり抜き法
切開法(1㎜あたり) | 19,800円 |
くり抜き法(1㎜あたり) | 10,200円 |
ピコレーザーのほくろ除去についてよくある質問
ピコレーザーのほくろ除去について、よくある質問をまとめました。
- Q. ピコレーザーは、どんなほくろに適していますか?
- A. ピコレーザーは、メラニン色素に反応するため、黒いほくろに適しています。また、小さなほくろや、顔などの目立つ場所のほくろに適しています。
- Q. ピコレーザーの施術は、痛みがありますか?
- A. ピコレーザーの施術は、痛み止めのクリームを塗ってから行うため、ほとんど痛みはありません。
- Q. ピコレーザーの施術後は、どんなケアが必要ですか?
- A. ピコレーザーの施術後は、かさぶたができることがあります。かさぶたが取れるまでは、日焼けや強い刺激を避けましょう。
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