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エルビウムヤグレーザーでほくろを除去する方法と副作用

エルビウムヤグレーザーでほくろを除去する方法と副作用

ほくろは、皮膚の表面にできる良性の腫瘍です。

見た目が気になる場合は、レーザー治療で除去することができます。

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エルビウムヤグレーザーは、レーザー治療の一種です。

ほくろの除去に効果的な治療法です。

目次

ほくろとは

ほくろは、皮膚の表面にできる良性の腫瘍です。

メラニン色素を産生する細胞であるメラノサイトの増殖によって起こります。

ほくろは、大きさや形、色、位置などによって、さまざまな種類があります。

ほくろとは?種類や原因、治療法、メリット・デメリットを解説

エルビウムヤグレーザーの特徴

エルビウムヤグレーザーは、水分に吸収されやすい波長のレーザーです。

そのため、ほくろやイボなどのメラニン色素や角質に吸収されます。

熱エネルギーに変換されて、組織を破壊します。

エルビウムヤグレーザーの特徴は、以下のとおりです。

  • メラニン色素に吸収されやすいため、ほくろやイボの除去に効果的
  • 熱伝導が少ないため、周囲の組織へのダメージが少ない
  • 痛みが少ない

エルビウムヤグレーザーと炭酸ガスレーザーの違い

エルビウムヤグレーザーと炭酸ガスレーザーは、どちらもほくろやイボの除去に効果的なレーザー治療法です。

エルビウムヤグレーザーと炭酸ガスレーザーの違いは、以下のとおりです。

項目エルビウムヤグレーザー炭酸ガスレーザー
波長2,940nm10,600nm
メラニン色素への吸収率高い低い
周囲の組織へのダメージ少ない多い
痛み少ない強い
治療時間短い長い

エルビウムヤグレーザーの適用

エルビウムヤグレーザーは、以下のほくろやイボに適用されます。

  • 小さなほくろ
  • 深い位置にあるほくろ
  • 色素沈着が少ないほくろ
  • 悪性黒色腫の可能性がないほくろ

エルビウムヤグレーザーのおすすめの人

エルビウムヤグレーザーは、以下の人におすすめです。

  • 小さなほくろや、深い位置にあるほくろを除去したい人
  • 痛みが少ない治療法でほくろを除去したい人

その他のほくろやイボ除去治療方法

エルビウムヤグレーザー以外にも、ほくろやイボを除去する治療法があります。

炭酸ガスレーザー

エルビウムヤグレーザーよりも波長が長いため、メラニン色素に吸収されにくく、周囲の組織へのダメージが大きくなります。

電気分解法

電気メスを使ってほくろやイボを焼き切る治療法です。

エルビウムヤグレーザーの経過

エルビウムヤグレーザーによるほくろの除去は、以下の流れで行われます。

  1. 麻酔を塗布する
  2. レーザーを照射する
  3. かさぶたが自然に剥がれるまで待つ

レーザー照射後は、かさぶたが自然に剥がれるまで、日焼けや刺激を避けましょう。

また、保湿をしっかりと行うことも大切です。

エルビウムヤグレーザーの副作用

エルビウムヤグレーザーによるほくろの除去の副作用は、以下のとおりです。

  • 赤み
  • 腫れ
  • かさぶた
  • 色素沈着

これらの副作用は、通常は数日~数週間で自然に治まります。

ただし、皮膚が弱い人は、これらの副作用が強く出る場合があります。

再発の可能性

エルビウムヤグレーザーによるほくろの除去でも、再発する可能性があります。

再発の可能性を

下げるためには、以下の点に注意しましょう。

  • ほくろの根元を完全に除去する
  • 悪性黒色腫の可能性のあるほくろは、レーザー治療ではなく、手術で除去する

エルビウムヤグレーザーの治療費相場

エルビウムヤグレーザーによるほくろの除去の治療費は、ほくろの大きさや深さ、クリニックによって異なります。

サイズは、「㎜単位」で計測されます。

よって、一般的には1~3万円程度かかります。

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