肌にできるできものの代表的なものに、粉瘤とほくろがあります。
どちらも見た目が似ているため、見分けがつきにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。
今回は、粉瘤とほくろの違いについて解説します。
目次
粉瘤とは
粉瘤は、皮膚の下にできる袋状のできものです。
角質や皮脂、毛髪などが袋の中にたまってできます。
そのため、白色や黄色の塊として見えます。
粉瘤は、顔や首、背中などによくできると言われています。
粉瘤ができる原因
粉瘤ができる原因は、主に以下の2つです。
- 毛穴のつまり
- 皮脂の過剰分泌
毛穴が詰まって角質や皮脂がたまると、袋状のできものができてしまいます。
また、皮脂の分泌量が多くなると、毛穴が詰まりやすくなります。
つまり、粉瘤ができやすくなります。
ほくろとは
ほくろは、皮膚の色素細胞の塊です。
遺伝や、日光の影響でできると言われています。
ほくろは、顔や首、背中など、全身どこにでもできます。
ほくろとの違い
粉瘤とほくろは、見た目が似ているため、見分けがつきにくいと言われています。
しかし、以下のポイントを押さえることで、ある程度の見分けは可能です。
硬さや、痛み、触ったときの感触
粉瘤は、硬い感触で、触ると痛みを感じることが多いです。
ほくろは、柔らかい感触で、触っても痛みを感じません。
色や、大きさ
粉瘤は、白色や黄色の塊として見えます。
ほくろは、茶色や黒色の塊として見えます。
また、粉瘤は、ほくろよりも小さいことが多いです。
見分け方
上記のポイントを参考に、粉瘤とほくろを見分けてみましょう。
しかし、それでも判断が難しい場合は、皮膚科を受診して、医師に診察してもらうことをおすすめします。
わからない時には皮膚科で相談
粉瘤やほくろが気になる場合は、無理に自分で取ろうとせず、皮膚科を受診しましょう。
特に、以下の症状がある場合は、早めに受診することをおすすめします。
- 大きさや形が変わった
- 痛みやかゆみなどの症状がある
- 悪臭がする
皮膚科では、粉瘤やほくろの種類や状態を診て、適切な治療法を提案してくれます。
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